久留米ラーメン清陽軒 昭和から生き続ける「本場とんこつラーメン」

豚骨ラーメン発祥の地『久留米』からお届けする本格・本場のとんこつラーメン

清陽軒二代目・一木公治が作る究極の一杯
伝統の技『継ぎ足し製法』熟成スープ
一般的なとんこつラーメンは、その日使う分だけのスープを毎日つくる『取り切り』なのに対し、とんこつラーメン発祥の地である久留米のラーメンは開業以来、 店で使う大釜に減った分だけ毎日新しいスープを加えながら職人の勘と技でブレンドしていく、『継ぎ足し』製法による『ヴィンテージスープ』。
国産豚の頭骨だけを徹底的に炊き込み、長年継ぎ足しながら作るスープだからこそ、コクと旨みが凝縮され、濃厚な旨みにして一口食べると意外なほどスッキリとした味わいが残ります。
またラーメン一杯あたりにコラーゲンが10000㎎以上が含まれ、旨味の元であるグルタミン酸の含有量が、一般的なとんこつラーメンに比べ約2.8倍(日本食品分析センター分析)であることが科学的に証明されています。
一子相伝で受け継がれる秘伝の元ダレ
久留米ラーメンの味の決め手はズバリ!『元ダレ』。
伝統的な久留米ラーメンでは、元ダレは豚骨スープと同じくらい重要な位置付けであり、「元ダレは創業から店に父祖伝来し、一子相伝であえてレシピは残さず、親子・兄弟の間であっても簡単には教えないため、弟子にスープの採り方は教えても元ダレだけは絶対に教えない」という話も少なくありません。
清陽軒の「元ダレ」は地元の老舗醤油「クルメキッコー」さん製造の醤油の中から更に厳選し、 何種類もの調味料を黄金比率で調合した門外不出の醤油ダレ。
長年継ぎ足したスープと同様に「元ダレ」は店の命運を左右する最重要機密なのです。
スープとの相性を考えた自家製麺
清陽軒の麺は、とんこつスープに合う専用の小麦を熟練した職人が気温・湿度により加水率を調整しながら麺打ちします。
番手は博多の細麺28番と久留米の中太麺24番の中間、「角刃麺線26番」の自家製麺です。
出来上がった麺を一日寝かせ、余分な水分を飛ばし熟成することで適度な弾力と歯切れのよい噛み応えが生まれます。
また加水率が低いため、とんこつスープの味が麺に染み込み、より一層美味しくなります。

昭和27年、福岡県久留米市。すべては、一軒の屋台から。

昭和27年、とんこつラーメン発祥の地である久留米に、一切妥協を許さない究極のラーメンを喰わせる屋台があった。
それが「清陽軒」でした。

清陽軒初代の香月浩が作るラーメンは、永らく地元・久留米市民に親しまれましたが、平成18年に周りから惜しまれながらも暖簾をおろすことに…。

そして、閉店から2年後の平成20年5月…
1人の熱烈なファンが、清陽軒2代目の一木公冶に宛てた、
「あの味をもう一度」と願う手紙をきっかけに、かつての常連客達による『清陽軒復活プロジェクト』が始動しました。

平成21年…清陽軒復活へ

清陽軒は、そんな熱烈なファンたちの後押しを受け、平成21年5月に見事復活。
1人の常連客が復活を願う手紙を出した日から、ちょうど1年後のことでした。

初代の香月浩は清陽軒の復活を見届けるようにして永眠。
復活した清陽軒には、昔を懐かしむ常連客や噂を聞きつけた多くの方々が訪れ、いまでは久留米で押しも押されぬ大人気店となったのです。

復活後、多くのお客様にご来店いただきました!