世界中のVisa加盟店での利用で貯まる「Vポイント」。加盟店の数も大変多いため、ポイントを貯めやすく、活用しているという方も多いのではないでしょうか。
この「Vポイント」が2024年4月にはTポイントとVポイントの統合により「新Vポイント」としてリニューアルしました。リニューアルによってますますVポイントへの期待が高まっている今、この機会にVポイントを始めてみたいと考えている方もたくさんいらっしゃいますよね。
そこでこの記事では、新Vポイントの概要、ポイントのおすすめの使い方を紹介します。新Vポイントを活用して、ますますお得にお買い物を楽しんでみてくださいね。

この記事は以下のような方におすすめです!
- 新Vポイントについて知りたい
- 新Vポイントのおすすめの使い方について知りたい
1 Vポイントとは

「Vポイント」とは、三井住友カードの利用金額に応じて貯まるSMBCグループ共通ポイントのこと。世界のVisa加盟店と日本全国のVポイント提携先で、ポイントを貯めたり使ったりできます。
日々のお買い物で三井住友カードを利用するだけでポイントが貯まり、さらにVポイント提携先でモバイルVカードのバーコードを提示すると、ダブルでポイントが貯まるので、ポイントがザクザク貯まる仕組みになっていることがメリットです。
ポイントは支払い金額の合計200円(税込)ごとに1ポイント貯まる仕組み。コンビニや飲食店などの店頭で支払う際は、現物カードでタッチ決済すると5%還元、スマホでタッチ決済すると7%還元されます。
「家族ポイント」や「学生ポイント」、サービスの利用状況に応じてポイント還元率が上がる「Vポイントアッププログラム」などもあり、使えば使うほどお得になるサービスがたくさん用意されているのも魅力です。
また、2024年4月からは、ポイ活ではおなじみの「Tポイント」と「Vポイント」がひとつになり、ますます便利になりました。これまで貯めていた「Tポイント」も「Vポイント」にまとめることができるので、無駄なくさらにお得に利用できますよ。
2 Vポイントの貯め方

Vポイントは、下記のとおりさまざまな貯め方ができることが特徴です。あらゆる貯め方を駆使すれば、ポイントがどんどん貯まりますよ。
「Olive」とは、SMBCグループのモバイル総合金融サービスのこと。Oliveのアプリひとつで、クレジットカードや銀行、証券、保険などSMBCグループのさまざまなサービスを一元化して管理できます。
この「Olive」アプリで各種サービスを利用することで、下記のとおりVポイントがお得に貯まります。
- クレジット・デビットモードの利用…お買い物額の0.5%還元
- SMBCダイレクトにログイン…ログイン1回につき5ポイント(月1回まで)
- 投資信託の購入・自動積立…10,000円につき15ポイント
- 外貨預金の預け入れ・自動積立…10,000円につき15ポイント
- 対象のコンビニ・飲食店でのVポイントの還元率+1%
- 1万円以上の預かり残高があれば100ポイントを月に1回プレゼント など
三井住友カードを利用するとVポイントを貯めることができます。主要な貯め方は以下の通りです。
〇お店で貯める
Vポイントは通常、利用金額の合計200円(税込)ごとに1ポイント付与されますが(還元率0.5%)対象の三井住友カードを使って対象のコンビニや飲食店でVisaのタッチ決済、Mastercardタッチ決済をすればポイントが5%還元されます。
また、スマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用すれば、ポイントが+2%上乗せされ、7%の還元となるのでお得です。
〇「家族ポイント」で貯める
対象の三井住友カードのクレジットカードを持っている家族を登録しておけば、対象のコンビニや飲食店で利用すると、登録した家族の人数分×1%のポイント還元率がアップします。(登録できる家族は2親等まで、最大+5%のポイントが還元)
また、Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用すれば+6.5%が還元されるため、家族ポイントと合わせて、最大で12%のポイントが還元されます。
〇公共料金やサブスクサービスの支払いをクレジットカードにする
光熱費等の公共料金や税金、サブスクサービスの支払いなどをクレジットカード払いにすることで、毎月Vポイントが貯まります。
この他にも、ネットショッピングの際にポイント還元率がアップする「ポイントUPモール」を利用することで+0.5%~9.5%のポイント還元がされたり、三井住友カード発行のクレジットカードで決済するとポイントやキャッシュバックの特典が受け取れる会員限定のお得なサービス「ココイコ!」を活用したりすることで、ポイントがどんどん貯まります。
3 Vポイントおすすめの使い方

Vポイントの概要がわかりました。ここからは、Vポイントのおすすめの使い方について紹介します。
- VポイントPayアプリにチャージして使う
- Vポイントを毎月のクレカ支払いに充当して使う
- VisaプリぺにVポイントをチャージして使う
- かぞくのおさいふへチャージして使う
- 銀行・証券のサービスでVポイントを使う
- Vポイントを他社のポイントに交換して使う
- ギフトカードや景品に交換して使う
それぞれ詳しく説明していきます。
3-1 VポイントPayアプリにチャージして使う
「VポイントPay」はVポイントが使える決済アプリのことで、このアプリにチャージすることで、日々のお買い物に活用できます。
三井住友カードの利用等で貯まったポイントを、この「VポイントPay」アプリと連携手続きを行い、移行することで、Vポイントが残高として表示される仕組みになっています。
Vポイントの残高はタッチ決済やネットショッピングで活用できるので便利です。
(※ポイント価値は1ポイント=1円)
「VポイントPay」での支払いは、店頭での支払いの場合は、iDもしくはVisaタッチで決済します。
ネットショップの場合は「クレジットカード」を選択し、アプリ上のカード情報を入力すれば決済できますよ。
「VポイントPay」は、日々のお買い物をお得にしたい方におすすめです。
3-1-1 店頭でVポイントPayを使う方法
店舗での支払い(iD・Visaのタッチ決済)の流れは下記のとおりです。
まず、VポイントPayの残高へ移行したら、使用しているスマートフォンによってApple Payまたは Google Pay を設定しておきましょう。
①VポイントPayアプリのホーム画面上の「Apple Payをはじめる」をタップする
②「Apple Payを設定」をタップする
③表示されたクレジットカードの情報を確認し、「次へ」をタップする
④Apple Pay特約を確認し、「同意する」をタップする
⑤「メインカードとして使用」をタップする
⑥カードの登録が完了
〇Visaのタッチ決済の設定について
①VポイントPayアプリのホーム画面上にある「 Google Pay を設定・確認」をタップする
②画面をスワイプせずに「 Google Pay に追加」をタップする
③「続行」をタップする
④表示内容を確認のし、「次へ」をタップする
⑤Google Pay 特約を確認して「同意して続行」をタップする
⑥「OK」をタップする
⑦利用方法を確認のうえ、「ホームへ」をタップする
⑧「メインカードに設定」をタップすれば設定完了
〇IiDの設定方法について
①VポイントPayアプリのホーム画面上にある「 Google Pay を設定・確認」をタップする
②画面を右にスワイプし Google Pay ボタンをタップする( Google ウォレット アプリに遷移)
③ウォレットから「ウォレットに追加」をタップする
④「クレジットカードやデビットカード」をタップする
⑤「新しいクレジットカードかデビットカード」をタップする
⑥「カード情報を手動で入力する」をタップする
⑦カード番号、セキュリティコード、カード所有者情報(氏名、住所など)を入力して、保存をタップする
⑧「続行」をタップする
⑨Google Pay 特約などを確認し「同意」をタップする
⑩確認方法として「テキストメッセージ」を選択し、「続行」をタップする
⑪届いた6桁の確認コードを入力する
⑫カードの登録が完了
3-1-2 ネットショップでVポイントPayを使う方法
Apple Payまたは Google Payの設定をした上で、下記の手順で決済します。
①ネットショップの支払いの際にクレジットカード決済を選択する
②VポイントPayアプリ上部にある「カード情報」をタップし、カード番号、有効期限、セキュリティコードなど、支払いに必要な情報を確認する
③ネットショップの決済画面に必要情報を入力する
④お支払い回数を選択する(※「1回払い」を選択する)
⑤本人認証を行う(アプリ内で事前設定したパスワードを入力する)
⑥支払い完了
3-2 Vポイントを毎月のクレカ支払いに充当して使う
日々のお買い物や三井住友カードの各種キャンペーンなどで貯めたポイントを三井住友カードの月々の支払金額に充当できる「キャッシュバック(充当)」というサービスがあります。
1ポイント=1円で充当でき、支払い金額に応じてVポイントが貯まります。また、キャッシュバックとして充当した金額分もVポイントが貯められるというのが大きなメリットです。
貯めたポイントを毎月の支払のタイミングで一括利用したい方におすすめのサービスだと言えるでしょう。
※ポイントが支払い金額を超過した場合は翌月に繰り越される
(繰越残高の有効期限は3か月間のため注意が必要)
3-3 VisaプリぺにVポイントをチャージして使う
VISAのプリペイドカード「Visaプリぺ」にもVポイントをチャージすることが可能です。
「Visaプリぺ」は事前に必要金額をチャージする形式のため、使いすぎの防止にも有効であることがメリット。世界のVisa加盟国で使用でき、「Visaプリぺ」を使用することでもポイントが貯まります。クレジットカードでは使いすぎが心配という方におすすめです。
なお、Vポイントは1ポイント=1円分としてチャージできます。
3-4 かぞくのおさいふへチャージして使う
「かぞくのおさいふ」とは、家族みんなで使えて、家計の管理や子どものおこづかいの管理などに活用できるプリペイドカードのことです。
共通のおさいふと個別のおさいふの2種類で家計を管理する仕組みになっていて、共通のお財布から個別のおさいふへチャージすることもできます。
個別のおさいふの利用状況を確認できるので、子どものおこづかいの見守りや家計簿の記録として便利です。
この「かぞくのおさいふ」へチャージする際にも、1ポイント=1円分としてVポイントが利用できます。専用アプリを利用すれば、さまざまな機能が使えるので、家族のお金の利用を見守りたい場合におすすめですよ。
3-5 銀行・証券のサービスでVポイントを使う
SBI証券の口座開設や投資信託などの取引の際にも、下記のとおりVポイントが貯まったり使ったりすることができます。
・三井住友銀行での振込み時に、振込手数料の割引に利用できる
・SBI証券の投資信託の買付に、1ポイント=1円分として利用できる
・Vポイントを100ポイント以上貯めていればポイントのみでの投資も可能
・Vポイントで金融商品を購入しても、売却金などは現金として口座に振り込まれる
(※株式については国内株式(現物)のみ対象)
・投資信託や株式の取引などを条件に、対象のコンビニ・飲食店での利用時に最大+2.00%Vポイントの還元率が上がる「Vポイントアッププログラム」が利用できる
3-6 Vポイントを他社のポイントに交換して使う
Vポイントは下記のとおり他社ポイントに交換して利用することもできます。特にWAONポイントは、1pt単位で交換可能で、即時で交換完了するので、活用しやすいですね。なお、このほかにもさまざまな他社ポイントやマイル等にも交換可能です。
- WAONポイント :500pt→500pt(1pt単位で交換可能/即時交換)
- nanacoポイント:500pt→400pt
※楽天ポイント、Pontaポイント、dポイントなど一部銘柄のサービスは終了しました。
三井住友カード│「Vポイント」リニューアルおよびサービス改定のお知らせ
なお、他社のポイントプログラムで貯まったポイントをVポイントに交換するサービスも行われていましたが、これについては2024年4月1日で終了しているので注意しましょう。
3-7 ギフトカードや景品に交換して使う
Vポイントは以下ギフトカードに交換して使うこともできます。
- Amazonギフト券(1pt=0.8円相当)
- Google Play ギフトコード(1pt=0.8円相当)
- Apple Gift Card(1pt=0.8円相当)
- VJAギフトカード(5,500pt→5,000円相当)
他にも、一覧の中から好きなアイテムを選び交換することもできます。家電製品、美容アイテム、食品、商品券など、様々な景品が用意されています。「自分でお金を払うのは惜しいけど欲しいもの」がある場合などに活用すると良いですね。
4 Vポイントを貯めるおすすめのクレジットカード

ここからは、Vポイントが貯まるクレジットカードを紹介します。
〇三井住友カード
スタンダードなナンバーレスタイプ。スマホのタッチ決済を利用すれば、最大7%のポイント還元があります。
・年会費永年無料
・最短10秒で発行
〇三井住友カードゴールド
スタンダードタイプの基本機能に加え、継続特典として毎年10,000ポイントが付与されます。
・条件を達成すれば年会費永年無料
・国内空港ラウンジサービス無料
〇三井住友カードプラチナプリファード
通常ポイント還元率が1%。新規入会と条件を達成すれば最大62,500円相当のポイントが還元されます。特約店でお買い物をした場合に最大15%のポイント還元がされるなど、さまざまな特典があります。
・年会費33,000円
・Visaが提供する「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)」が24時間365日利用可能 など
〇Olive(フレキシブルペイ)
銀行や決済に加えて、証券、保険等、必要な金融サービスを1つのアプリでまとめて管理・利用できるアプリ。
・コンビニATM手数料無料
・SMBCダイレクトの他行あて振込手数料無料
・Vポイントアッププログラムに参加すればポイント還元率+1% など
まとめ
VポイントとTポイントが統合された新Vポイントが今、注目されています。SMBCグループのサービスをまとめて管理できる「Olive」アプリを活用したり、三井住友カードを利用してお買い物の決済をしたりすると、どんどんポイントが貯まり、ポイントが貯まる仕組みもたくさん用意されていることが特徴です。
また、貯まったポイントの活用方法も幅広いこともメリットだと言えるでしょう。新しくなったVポイントを貯めて、ぜひお得に使ってみてくださいね。