NTTドコモが提供するスマートフォン決済サービスのd払い。黄色いインコ2羽のキャラクター「ポインコ兄弟」のCMでおなじみですよね。いろいろな場所で決済ができそうなイメージはありますが、Amazonでd払いを利用するとdポイントがザクザク貯まり、とてもオトクになることをご存知でしょうか。
この記事ではAmazonでd払いを利用する際のポイントを紹介。ポイ活で効率よくdポイントを貯めたい人はぜひ参考にしてみてください。

この記事は下記のような人におすすめです!
・d払いの概要、設定方法を知りたい
・Amazonでd払いをお得に利用したい
1 d払いについて

スマートフォン決済とは、スマートフォンにダウンロードした専用のアプリを活用する決済サービスのことを指します。さまざまな会社のサービスが存在していますが、NTTドコモが提供するサービスがd払いです。
街のお店やオンラインショップなどいつものお買い物をd払いにすると、dポイントがぐっと貯めやすくなるためポイ活におすすめしたいサービス。d払いはドコモユーザーの方しか使えないと思われがちですが、じつはドコモ以外の携帯キャリアを使っている方も利用できるんですよ。
まずは、d払いについて還元率や利用方法、利用可能な場所など、基本的な情報を紹介します。
1-1 d払いの還元率
街のお店やオンラインショップなどでd払いを利用すると、買い物代金(税込)に対して通常200円につき1ポイントがたまります。例えば20,000円分買い物をすると100ポイントがたまるというわけです。たまったポイントは1ポイントにつき1円として買い物などの際に利用できるので、100円あれば飲み物代やお菓子代などになりますね。現金払いをするよりポイ活をした方が確実にオトクです。
さらに、キャンペーン対象のお買い物であれば通常ポイントに加えてキャンペーンポイントも貯まる場合があります。キャンペーンポイントの進呈条件などはキャンペーン内容によって異なるので、サイトなどをこまめにチェックしておきましょう。
しかし、ポイント還元には2つ注意点があります。1つ目は、クレジットカード払いの場合です。NTTドコモが発行するdカード以外のクレジットカードを利用する場合はdポイントがつきません。そして2つ目は、dポイントで支払った分にはポイントはつかないという点です。
1-2 d払いの利用方法
d払いは申し込み不要で、ドコモユーザーでなくても誰でも利用できます。
d払いの利用方法は下記のとおりです。
Google Play ストアまたはApp Storeからアプリをダウンロードしてください。ダウンロードすると各種利用規約が表示されるので「同意してログインへ」をクリックして先に進みます。
〈ドコモユーザーの方〉
モバイルネットワークに接続して4ケタ(例:spモードの場合はspモードパスワード)を入力後、利用設定をします。
〈ドコモユーザー以外の方〉
利用のためにはdアカウントの発行が必要になります。dアカウントを持っていない方はまずは公式サイトから登録しましょう。
dアカウントの発行後は、dアカウントのID・パスワードを入力し、セキュリティーコードを入力します。その後、利用設定の設定に進みましょう。
ちなみに、セキュリティーコードは登録済みのメールアドレスに送信されています。
チュートリアルを確認後、d払いの利用スタート。支払いはd払い残高もしくはクレジットカードから選べます。
1-3 d払いの利用可能な場所
d払いは街のお店やオンラインショップなど、様々な場所で利用できます。その中から一部をご紹介します。大手のチェーン店などはかなり網羅しているので、皆さんが普段よく利用するお店もきっとあるはずです。(2023年7月時点)
〈実店舗〉
・コンビニ
ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン、ニューデイズなど
・ドラッグストア
スギ薬局、ツルハドラッグ、ウエルシア、ドラッグセイムス、マツモトキヨシなど
・家電量販店
ビッグカメラ、ケーズデンキ、ヤマダデンキなど
・百貨店・モール
高島屋、西武、小田急百貨店、エキマルシェ、東急プラザなど
・ショッピング
IKEA、紀伊國屋書店、ロフトなど
・グルメ
ケンタッキーフライドチキン、カレーハウスCoCo壱番屋、コメダ珈琲店、くら寿司、スターバックスなど
〈オンラインショップ〉
・総合ショッピング
Amazon、ショップジャパン、ディノスオンラインショッピングなど
・ファッション
SHOPLIST.com by CROOZ、BEAMS公式オンラインショップ、JINS、BUYMAなど
・食品
カルディコーヒーファーム オンラインストア、成城石井.com、マクドナルド モバイルオーダーなど
d払い | d払いを利用すると、どのくらいdポイントがたまりますか?
d払い | d払いをはじめる
d払い | ネットで使う
d払い | 街のお店から探す
2 Amazonでのd払いの利用について

d払いの利用方法、利用可能な場所について紹介しました。さまざまな場所で利用できますが、その中でもポイ活的な視点で特に注目すべきなのがAmazonです。Amazonでの買い物をd払いにすると、オトクにポイントをためられるんですよ。
続いては、Amazonでのd払いについて、利用の可否やAmazonでd払いをする際の設定方法、注意点などを紹介していきます。
2-1 Amazonでd払いの支払が可能
食品や雑貨などの日用品、衣類、家電となんでも揃うAmazon。日頃から活用されている方は多いのではないでしょうか。私たちの生活におなじみのAmazonもd払いが利用できます。ただし、Amazonでd払いを利用できるのはドコモユーザーのみ。ドコモ回線を持っていて、spモードまたはahamoを契約中の方のみ利用できます。
また、Amazonにおけるd払いは電話料金合算払いからの支払いのみ利用できます。クレジットカード払いは利用できないので注意しましょう。
ちなみに、dポイントの利用は可能です。たまったポイントをAmazonでの買い物で使えるのは便利ですね。
2-1-1 dポイントはドコモユーザー以外でも利用可能!
2024年4月10日(水)より、dポイントであればアカウントを連携することでドコモユーザー以外でも利用が可能となりました。
また、Amazonポイントとの併用利用も可能、Amazonポイントも貯まり2重取りができ大変お得です。
さらに、5,000円(税込)以上の購入でdポイントが1%貯まるため、利用していない方は下記手順にて使ってみてください。(1決済あたりの付与上限:100ポイント)
【アカウント連携方法】
- 下記ドコモ公式サイトにアクセス
- 「今すぐアカウント連携する!」ボタンをタップ
- Amazonにログインし、「アカウントを連携する」ボタンをタップ
- 「新しいポイントプログラムを登録する」からdポイントクラブにログイン
- アカウント連携が完了
2-1-2 その他Amazonで利用できる支払方法
Amazonでは、もちろんd払い以外にも支払い方法があります。Amazonの主な支払い方法を紹介します。(2023年4月時点)
・コンビニ払い
セブンイレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、デイリーヤマザキ/ヤマザキデイリーストア、セイコーマート
・ATM払い
Pay-easy(ペイジー)ロゴのある銀行のATMで利用できます。
・ネットバンキング
住信SBIネット銀行、auじぶん銀行
・電子マネー払い
楽天Edy(Edyカード、Edyアプリインストール済みのおサイフケータイに対応)、モバイルSuica、JCB PREMO、支払秘書
・代金引換
・クレジットカード
Visa、Mastercard、American Express、Diner’s Club、JCB、銀聯
・分割払い、リボ払い
Amazonで買い物する際、お支払い方法選択時に選べます。
・Amazonギフト券
・Amazonポイント
・Amazon Pay
・携帯決済
NTT docomoのd払い、au(UQ mobile含む)のauかんたん決済、SoftBankのソフトバンクまとめて支払いおよびY!mobileのワイモバイルまとめて支払い
・あと払い (ペイディ)
・PayPay
2-2 d払いの利用方法
Amazonの支払いでd払いを利用する際は事前に事前に設定が必要です。ここでは、その設定方法とお買い物カートからの利用方法を紹介します。
〈設定方法〉
- Amazonにログインし、「メニュー > アカウントサービス > お客様の支払い方法」をタップします。
- 「カード&アカウント」の「追加+」をタップ
- 携帯決済の中から携帯電話会社「docomo d払い」を選択します。アカウントタイプは任意のものを選んでください。
d払いの設定をする時はドコモネットワーク(spモード)からの接続が必要になるので、この時、Wi-Fiを切断してドコモネット―ワークにつなげるようにする必要があります。 - ドコモの決済画面が出てくるので、4ケタのパスワードを入力し「承諾する」をタップします。
- 画面上に「0000-0000-0000」のような12ケタの承諾番号が表示されます。表示されたら「次へ」ボタンをタップすれば設定は完了です。
これで、Amazonで支払いをする際に、「docomo d払い」が選択肢に表示されるようになります。
〈お買い物カートからの利用方法〉
- Amazonのカートからレジに進み、支払い方法で「docomo d払い」を選択し「続行」をタップ
- 注文内容と支払方法が「docomo d払い」になっているか確認し、「注文を確定する」をタップ
- Amazonからドコモに支払情報が届いた後、ドコモに登録している自分のメールアドレス宛にレシートメールが届きます。このメールが届いた時点でd払いが完了です。
2-3 Amazonでd払いを利用する際の注意点
Amazonでd払いを利用するには事前に設定する必要があります。その設定方法についてはわかりました。しかし、Amazonでd払いを利用する際には注意点があります。続いては、Amazonでd払いを利用する際に、どのような注意点があるのか説明していきます。
2-3-1 事前の設定が必要
「d払いの利用方法」の項目でもご説明したとおり、Amazonでd払いを利用するためには事前の設定が必要です。設定はAmazonのサイトやアプリから行えます。
Amazonにログイン後、「お客様の支払い方法」から設定を進めましょう。お支払い方法の「+追加」のボタンからd払いを追加することができます。
2-3-2 ドコモの回線契約がある方のみ利用可能
Amazonの支払いでd払いを利用できるのはドコモ回線を持っていて、spモードまたはahamoを契約中の方のみとなっています。
前述のとおり、Amazonでd払いを利用するためには事前設定が必要ですが、設定の際にはWi-Fiを切断し、ドコモネットワークから接続しましょう。設定の時点からドコモ回線を使用する必要があります。
d払い自体はドコモユーザーでない方も誰でも利用することができますが、Amazonの支払いはドコモユーザー以外の方は対象外となっているので、注意しましょう。
2-3-3 利用するdポイントの数を決められない
Amazonでd払いを利用する際に、貯まったdポイントを利用することができます。しかし、利用するポイント数を自分で決められないので注意が必要です。
ポイントの利用については、Amazonでの支払い代金すべてをdポイントで支払うか、期間・用途限定のdポイントのみを使用するか、どちらかを選択することができます。また、dポイントの利用も事前設定が必要。一度設定すると設定を変更しない限り次回も適用されてしまうので、この点も気をつけましょう。
2-4 Amazonでd払いを利用した場合の還元率
Amazonで買い物をすると現金で支払ってもキャッシュレスで支払っても「1ポイント=1円」で利用できるAmazonポイントがたまります。Amazonでd払いをすると、それに加えてdポイントが貯まるのです。ポイントを二重取りできるというわけですね。同じように買い物をして、ポイントが2重でたまるというのはかなりオトクです。
ポイントの還元率は、Amazonのポイントは商品によって設定されていて、dポイントは買い物代金(税込)に対して、通常ポイントが200円につき1ポイントたまります。
さらに、たまったdポイントはAmazonでの支払いに使うこともできます。dポイントでの支払いではdポイントは貯まりませんが、貯めたポイントを買い物に使えるのは便利ですよね。
2-4-1 金曜・土曜日は+3%還元!
毎週金曜・土曜日にAmazonでd払いを利用すると+3%の還元率になり、ますますオトクです。通常dポイントは税込200円につき1ポイント(還元率0.5%)つくので、還元率は3.5%。Amazonでd払いのお買い物は週末にするようにしましょう。
このオトクなキャンペーンは事前エントリーが必須、月ごとにエントリーが必要です。エントリーはお買い物の前後、どちらでも問題ありません。また、Amazonでのd払いは電話料金合算払いからの支払いのみ利用できます。クレジットカードでの支払いは現在利用不可となっているので、ドコモユーザーの方だけが利用できるサービスとなります。
なお、この毎週金曜・土曜日のオトクなキャンペーンはAmazonだけでなくメルカリや無印良品などの他のショッピングサイトでも実施しています。対象となる店舗はたくさんありますので、d払いの公式サイトでチェックしましょう。
d払い | Amazonでのお買い物はd払い
ドコモ | Amazondでのd払い初期設定方法
d払い | 毎週金・土曜日はネットでd払いが最大4.5%
まとめ
Amazonのd払いの利用方法について、事前にAmazonのアプリなどで設定が必要なことやその設定方法、実際の支払いの仕方、還元率(0.5%)を紹介しました。
Amazonのd払いは電話料金合算払いからの支払いのみ利用できるのでドコモユーザーの方しか利用できない、クレジットカードは使えないという注意点はありますが、Amazonポイントとdポイントの2重取りができるという大きなメリットがあります。
ドコモユーザーでAmazonでよくお買い物をされるという方は、今回の記事を参考にぜひd払いを利用してみてください。