金融機関によって違う!クレジットカードの引き落とし時間を解説

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クレジットカードの引き落とし日に「指定口座への入金をすっかり忘れていた!」「そういえば残額が足りないかも」とゾッとした経験のある人は多いのではないでしょうか。

何時までに入金すれば間に合うのか、もし間に合わなかったら延滞金は発生するのか、自分の信用情報に傷はつかないかなど心配になりますよね。

この記事では、クレジットカードの引き落とし時間に遅れてしまった時の対応方法や支払いを遅らせないためのコツをご紹介。クレジットカードでよくお買い物をする人は参考にしてみてください。

この記事は下記のような人におすすめです!

  • クレジットカードの引き落とし時間を知りたい
  • 入金が間に合わなかった時の対応方法を知りたい
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1 カード利用代金の引き落としは金融機関毎に違う 

クレジットカードの引き落とし日に残高が足りないと気づいた時、「今から入金すれば間に合うかも!?」と思ったことありますよね。しかし、何時までに入金すれば間に合うのでしょうか。

結論から言うと、基本的にカード会社は引き落とし時間を公開していません。その理由は、金融機関により引き落とし時間が異なるからです。そのため、引き落とし時間は何時か確定できないのです。残高が足りないことに気づいた時は少しでも早く入金すると、間に合う場合があるかもしれません。

1-1主要な金融機関の引き落とし時間 

クレジットカードの引き落とし時間は金融機関により異なりますが、具体的には何時頃なんでしょうか。

主な金融機関の引き落としが行われる時間帯を紹介します。

・三井住友銀行…0時~18時

・三菱UFJ銀行…0時~19時

・みずほ銀行…0時~18時
 - ※振替日当日の入金は引落にならない場合があるので、引落日の前日までにご入金ください

・りそな銀行…当日振替の場合は即時(土曜23:00~日曜8:00、日曜23時~月曜7:00を除く)

・ゆうちょ銀行…0時~21時

・ジャパンネット銀行…2時~21時

・楽天銀行…5時~19時頃

・イオン銀行…0時~23時59分
 - ※イオンカード利用で口座をイオン銀行に設定している場合

残高不足で引き落としができない場合は、何度も引き落としを試みる金融機関が多いので、引き落とし日当日であっても、上記の時間内に入金すれば間に合うかもしれません。

2 引き落とし時間が公開されているクレジットカード

クレジットカードの引き落とし時間について、基本的には公開をしていませんが、クレジットカード会社と金融機関の組み合わせの一部で、引き落とし時間を公開しているものもあります。

その中からいくつか紹介しましょう。

2-1 楽天カード×楽天銀行

クレジットカードの引き落とし日の午前5時頃から順次処理されます。残高不足などで引き落とせなかった場合は19時頃から最後の再引き落とし処理が行われるので、19時までに入金しておけば、引き落としに間に合うかもしれません。

なお、引き落とし時間は目安なので、処理される件数や順番などにより変更の可能性があることは留意しておきましょう。

2-2 イオンカード×イオン銀行

イオンカードも引き落とし時間帯については原則公開していません。しかし、引き落とし口座をイオン銀行の口座に設定している場合は、引き落とし日の当日中(23:59まで)に口座に残高が用意できていれば間に合います

引き落とし当日に残高が足りないことに気づいた場合も、その日中に入金すればよいというわけですね。

イオンカード | 請求金額が口座から引落としされる時間を教えてください。

2-3 セゾンカード・UCカード

セゾンカード・UCカードではいくつかの金融機関の引き落とし時間を公開しています。

・三井住友銀行…普通預金18時、当座預金15時

・三菱UFJ銀行…普通預金19時、当座預金15時

・りそな銀行/埼玉りそな銀行…普通預金19時、当座預金19時

上記の金融機関以外は、引き落とし時間が公開されていないので、引き落とし前日までに用意しておきましょう。

なお、セゾンカード・UCカードは再度の引き落としを行っていないので注意が必要です。

セゾンカード | 支払い日当日の何時までに入金すれば、引き落としに間に合いますか。

3 引き落としされたかの確認方法

クレジットカードの引き落とし日当日に「口座に入金しておくのを忘れていた!」と気づいた時、急いで入金をすれば引き落としに間に合うかもしれません。

クレジットカードの引き落とし時間は金融機関により異なるので原則公開されていませんが、当日中に入金すれば再引き落としに間に合う可能性があるのです。

しかし、いざ入金しても本当に引き落とされたのか心配になりますよね。そんな時に、どういった確認方法があるのか紹介します。

3-1 口座の通帳(または入出金明細)から確認する方法

クレジットカードの引き落としがきちんと行われたかどうかを確認するには、引き落としに設定している口座の通帳を確認しましょう。引き落としが実行されてから通帳に反映されるまで多少のタイムラグはありますが、翌営業日以降であれば確実に通帳に記載されていますので、通帳で確認するのが確かな方法です。

また、ネット銀行やインターネットバンキングであればマイページやアプリなどで出入金情報を簡単にチェックできます。

JCBカード | 支払い日に引き落としされているか確認したい。

3-2 クレジットカード会社の利用可能額で確認する方法

クレジットカードの引き落としが確実に行われたか確認する方法はもうひとつあります。

それは、クレジットカードの利用可能額の確認です。引き落としが行われたら、その分の利用可能額が復活するので、この額で判断します。

しかし、クレジットカードの利用可能額は引き落としが行われた当日ではなく、引き落としの数日後になることもあるので、引き落とされたかどうか同日に確認することができません

3-3 支払い口座にご指定の金融機関へ直接お問い合わせ

クレジットカードの引き落とし日に口座に残高がないことに気づいた場合、急いで入金すれば、時間帯によって引き落としに間に合う可能性があります。

しかし、入金したとしても、ちゃんと引き落としがされたのか心配になりますよね。そんな時は、通帳やネット銀行のマイページなどを確認するか、クレジットカードの利用可能額が復活しているかを確認するとよいです。

それでも心配な場合は、クレジットカードの支払い口座に指定している金融機関に直接問い合わせるのが最も確実な方法でしょう。直接聞く、というのがやはり何よりも確かですよね。

4 当日に引き落としがされなかった場合の対応方法

クレジットカードの引き落とし日当日に残高が足りないことに気づいて急いで入金、しかし、引き落とし時間に間に合わなったということもありますよね。また、すっかり忘れていて気づいたら引き落とし日を過ぎていた、ということもあるでしょう。

そんな時はどのような対応をすればよいのかご案内します。

当日に引き落としがされなかったのではないかと気づいた時は、早めに確認しクレジットカード会社に連絡をすることがポイントです。

4-1 入金するお金がある場合 

クレジットカードの引き落とし日当日に残高が足りないことに気づいた場合、手元にお金があれば、とにかく一刻も早く入金してみましょう。引き落とし時間は金融機関によって異なるので、当日中であれば間に合う場合もあります。「もう引き落とし日当日になってしまったから間に合わないな」と諦めてしまわず、まずは入金することがポイントです。もし間に合えば、引き落としがされないという事態を避けられます。

4-2 入金するお金がない場合 

クレジットカードの引き落とし日当日に残高が足りないことに気づいたけれど、手元に入金できるお金がなくて入金が遅れる場合もあるでしょう。また、入金してみたけれど結局引き落とし時間に間に合わなかったという場合もあります。

そのような場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡しましょう。クレジットを利用するということは、クレジットカード会社に支払いの代金を立て替えてもらっているということです。借りたお金を返さないと言うのは信用に関わりますよね。誠意のある態度を見せることが何より大切になります。

4-3 引落日に支払えないことが事前に分かった場合

「クレジットカードを利用して買い物をしたけれど、急な出費がかさんで、次の支払い時は懐が厳しいな」なんてことありますよね。クレジットカードによって、会計時の支払い手続きを済ませたあとでもリボ払い(リボルビング払い)に変更できるサービスを行っているところがあります。リボ払いにすれば月々の支払額を複数月に分散することができるので、無理なく支払うことができますね。

ただし、すべてリボ払いにしているといつまでも支払いが終わらなくなるので、計画的に利用しましょう。

5 支払いが遅延するとどうなる?

クレジットカードの引き落とし日に口座にお金の用意が間に合わず、支払いが遅延してしまったら、どのような影響があるのでしょうか。ここからは、遅延した場合にどうなってしまうのかご説明します。

5-1 信用情報に遅延情報が登録される

「信用情報」は顧客の信用状態を客観的に示すもののことです。クレジットカードの新規作成や車や住宅などのローンを組む際はこの信用情報をもとに、支払い能力があるか、ローンが過多になっていないか、などを判断されます。うっかり口座に入金することを忘れていてクレジットカードの支払いに遅れが生じてしまった場合でも、この信用情報に遅延情報が登録されてしまうので、後々、自分がローンを組む際などに不利になってしまう可能性があるのです。

5-2 遅延損害金が発生する

クレジットカードの引き落としができなかった場合、クレジットカード会社に遅延損害金を支払わなければなりません。遅延損害金とは、クレジットカード会社が債務の不履行に係る賠償額のことです。

遅延損害金はショッピングの場合は、年14.6%(消費者契約法)までと定められていて、この範囲内で各クレジットカード会社ごとに利率が決められています。

遅延損害金の計算方法は下記のとおりです。

ご利用代金 × 遅延損害金年率 ÷ 365日※ × 遅延日数=遅延損害金

5-3 クレジットカードが利用停止になる

クレジットカードの支払いが遅延した場合、クレジットカードの利用が停止になってしまいます。引き落としができなかったという事実が銀行からクレジットカード会社に届いたタイミングから利用停止になるので、いつから利用停止になるかはそのケースによりまちまちです。メインで使っているクレジットカードの場合、さまざまな影響が出るので気をつけておきましょう。

5-4 他のクレジットカードの入会審査に通りにくくなる

クレジットカードの引き落としができず、支払いが遅延しているけれどクレジットカード会社からの電話等に対応せず支払っていない状態が続くと、クレジットカードが強制的に解約される場合があります

「1枚は解約されちゃったから、また追加でもう1枚作ればいいか」なんて、気楽に考えてはいけません。クレジットカードは一度でも強制解約されたという履歴が残ってしまうと審査に通りにくくなり、新しくクレジットカードを作るのが難しくなってしまいます。

6 支払いを遅らせない方法

クレジットカードの支払いが遅れるとさまざまなデメリットがあることをご説明してきました。そのため、日頃から支払いが遅れないように気をつけておく必要があります。

そこで、支払いを遅らせないための工夫をご紹介します。

6-1 金融機関の残高を確認する

クレジットカードの支払いに遅れが生じると、遅延損害金が発生したり、自分の信用情報に影響が生じたりします。そのため、支払いの遅延は絶対に避けたいものです。

うっかり支払いの遅延をしてしまわないためには、日頃から引き落とし用口座の残高を気にしておきましょう。いくら支払い日を忘れていても残高が足りていれば問題ありません。引き落とし日ギリギリに必要な分だけ入金するのではなく、いつも多少余裕を持った額の入金をしておくと安心です。

6-2 締め日を把握して支払い額を明確にする

クレジットカードの支払日に確実に引き落としがされるためには、その月の請求額がちゃんと用意できる額かということも大切です。そのためのキーワードは「締め日」。クレジットカードの締め日は、一般的に引き落とし日の半月前くらいに設定されています。

「今月はちょっと使い過ぎたかな」という時は、締め日までの残りの日々はあまりクレジットカードを利用しないようにして、支払い額を調整しましょう。無理なく支払える額を自分でコントロールすることも大切なのです。

6-3 カードは一枚だけに絞り支払い忘れを防ぐ

クレジットカードはカードによりポイントがザクザクたまったり、マイルがたまったり、さまざまな付帯サービスが受けられるので複数持ちしている人も多いでしょう。ポイ活を進めるためにクレジットカードを制するのは大きなポイントです。

しかし、クレジットカードを複数持つと管理が大変になってしまいます。カードにより締め日や引き落とし日が違うので、うっかりミスが発生する可能性も高まります。そのため、可能であればクレジットカードは1枚に絞ることをおすすめします。

まとめ

クレジットカードの引き落とし日に残高が足りないことに気づいた時の対処法などを説明しました。一部を除いて、基本的には引き落とし時間は公開されていないので、気づいた時にまずは入金をしてみることがポイントです。それでも間に合わなかった場合には、信用情報を傷つけないためにもなるべく早くクレジットカード会社に連絡しましょう。