楽天グループの決済サービスの一つ、楽天ペイ。スマホさえあれば手軽にキャッシュレス決済ができてポイントも貯まる楽天ペイは、ポイ活好きにとっても見逃せないですよね!
実は、楽天ペイのポイント還元率は支払い方法や紐づけるクレジットカードによっても変わるんです。お得にポイントがもらえる方法を知らないと、せっかくのチャンスを逃してしまうことも…
そこで今回は、楽天ペイの基礎知識から還元率、楽天Edyとどちらがお得なのかなど、楽天ペイについて徹底解説します!楽天ペイのメリットを得られるポイントをおさえて、ポイ活をもっと充実させましょう!

この記事は下記のような人におすすめです!
・楽天ペイの還元率を最大化してお得にポイントを貯めたい
・楽天ペイに紐づけるカードはどれが良いか知りたい
1 楽天ペイの基礎知識

まずは、楽天ペイの還元率について知る前に基礎知識をおさらいしておきましょう!ここでは、楽天ペイとは何か?ということから、特徴やメリットなど、楽天ペイの全体像を改めてお伝えします。
1-1.楽天ペイとは?
楽天ペイとは、楽天グループが提供するキャッシュレス決済サービスの一つです。
楽天銀行からチャージしたり、クレジットカードを紐づけたりすることで、店舗でのスマホ決済やインターネットでのオンライン決済ができるようになります。スマホ決済には楽天ペイアプリをインストールすることが必須なので覚えておいてくださいね。
スマホ決済はQR決済とバーコード決済の2つ。アプリに表示されるQRコードやバーコードを店の機械で読み取ってもらうか、レジ画面に表示されるQRコードをスマホで読み取ることで支払いができます。PayPayやLINE Payと同じ方法ですね。
また、最近では「おサイフケータイ®」対応のスマホなら交通系マネーのSuicaにチャージができたり、クレジットカードやチャージの利用をしなくても楽天銀行口座から直接引き落としができたりと、楽天ペイがますます便利になっているんです!
1-2.楽天ペイのメリット・デメリット
手軽で便利な楽天ペイの最大のメリットは、楽天ポイントを貯めたり使ったりできること。買い物やサービスの利用で貯めた楽天ポイントをそのまま支払いに使うことができて、さらにその支払いにもポイントがつきます。
また、期間限定のポイントも使えるので「期限が今日までのポイントがあるのを忘れてた!」なんて日も、レジでさっと使えて便利。コツコツと貯めたポイントをムダ無く使うことができます。
さらに、楽天ペイの使い方次第ではポイント還元率がいつでも1.5%に!他のキャッシュレス決済サービスと比べて、ポイント還元率が高いのも特徴なんです。たくさんのメリットがある楽天ペイですが、楽天カードや楽天Edyと比べるとまだまだ使える実店舗が少ないのが惜しいところ。
ただし、楽天ペイに対応しているお店は増え続けています!
Rペイ「楽天ペイ 楽天ポイントを使う・貯めるなら楽天ペイで」
Rペイ「楽天ペイのコード・QR払いでいつでも最大1.5%還元」
2 楽天キャッシュの基礎知識

楽天ペイをお得に使うために欠かせないのが楽天キャッシュ。楽天ペイで最も高い還元率(1.5%)をゲットするためには、楽天キャッシュが必要だからです。「楽天ペイと楽天キャッシュって何が違うの?」と悩む方は、まず楽天キャッシュとは何かを押さえておきましょう。
2-1. 楽天キャッシュとは?
楽天キャッシュとは、楽天市場やフリマアプリ「ラクマ」、オンライン決済などで使える電子マネーのことです。楽天ペイへのチャージをはじめ、「ラクマ」や楽天市場、個人間での送金もできて、しかも手数料が0円!
送金は1回10万円まで / 1カ月100万円までが上限で、1円単位で送金ができます。銀行振り込みなどと違い、スマホ1つで気軽に送金できる使い勝手の良さがメリットですね。送金には楽天ペイアプリが必要なので、利用前にインストールしましょう。
また、楽天キャッシュは事前チャージ式の電子マネー。楽天銀行の口座残高やクレジットカード、「ラクマ」の売上金からチャージして使うので、上手に使えば家計の管理がしやすくなりますよ。
2-2.楽天ペイと楽天キャッシュの違い
「楽天の電子マネーや決済っていろんな種類があって混乱する!」という方のために、楽天ペイと楽天キャッシュの違いについて整理してみましょう。
まず、楽天カードを支払いに使える、楽天銀行に紐つけられるという点は2つとも同じです。また先ほども触れましたが、楽天キャッシュはフリマアプリ「ラクマ」の売上金からチャージすることができます。
ただし、楽天キャッシュは楽天ペイのように単体での決済ができません。現金と同じように使うのではなく、楽天ペイなどの決済サービスにチャージして使います。あくまで楽天のサービス上で使える電子マネーだということを覚えておいてくださいね。
実は、楽天ペイと楽天キャッシュは組み合わせることで、よりお得に使うことができるんです。次からは具体的な方法についてお伝えします!
3 最大1.5%!楽天ペイの還元率

それではいよいよ、楽天ペイの還元率についての解説です!
楽天ペイの還元率は、支払い方法の種類によって変わりますが、2024年3月現在では最大で1.5%還元されます。具体的にはどのようにすれば還元率が上がるのでしょうか?次から見ていきましょう!
3-1.還元率1.5%:チャージ払い(楽天カードでチャージした楽天キャッシュ)
楽天ポイントがもらえる楽天ペイには、楽天キャッシュによるチャージ払いをはじめ4つの支払い方法があります。
それぞれポイントが還元されますが、その中でもお得なのが楽天カードで楽天キャッシュにチャージを行った上で、楽天ペイのチャージ払いで支払うという方法。楽天カードでの楽天キャッシュへのチャージで0.5%、チャージ払いで1%のポイントが還元され、合計1.5%の還元となります。
ただし!このポイント還元は、楽天ペイアプリでバーコード・QRコード・セルフのいずれかでの支払いに限ります。そのほかの支払い方法では還元率が変わるので、注意してくださいね!
3-2.還元率1%:チャージ払い(楽天銀行、ラクマ、楽天ウォレットからチャージした楽天キャッシュ)
楽天ペイでチャージ払いを選択した場合に、楽天キャッシュにチャージする方法として楽天銀行、フリマアプリ「ラクマ」、楽天ウォレットもあります。
楽天銀行は預金から、「ラクマ」は売上金からそれぞれ楽天キャッシュへのチャージが可能です。また、ビットコインをはじめとする暗号通貨(仮想通貨)の運用ができる楽天ウォレットからも、楽天キャッシュにチャージができます。
これらの還元率は標準的な1%ですが、普段よく使うサービスから便利にチャージできるのがメリット。3つのチャージ方法の中で使い慣れたものがあれば、ぜひ試してみてくださいね!
3-3.還元率1%:ポイント払い
楽天ポイントを使って支払うのがポイント払いです。ほかのポイントサービスでもなじみ深い支払い方法ですよね!楽天ペイアプリでポイントでの支払い方法を選択して、バーコードかQRコードで支払います。
ポイント払いでの還元率はやはり1%ですが、期間限定ポイントなどを一部分だけ使ったり、ポイント分を除いた残りの金額を楽天キャッシュで併用したりと便利に使えるのが特徴です。
ただし、ポイントが還元されるのは「コード・QR払い」の場合のみ。「ポイントカード」タブでのポイント利用は対象外になるため、支払いをするときには注意が必要です。
3-4.還元率1%:楽天銀行口座払い
楽天ペイでの支払い方法の中でもっとも現金払いに近い感覚で支払えるのが、楽天銀行口座払い。自分の銀行口座からお金を引き出す手間がかからず、楽天ペイアプリを使って直接支払うことができるんです!
「楽天バンク決済」と同じような仕組みなので、楽天市場の買い物でこうした支払い方法に慣れているという方は、より手軽に感じるのではないでしょうか。
チャージの手間が省ける便利な楽天銀行払いは、クレジットのように後払いが心配な方や使いすぎを防止したいという方におすすめ。シンプルな支払い方法ですが、ポイントはしっかり1%還元されるのもうれしいですね!
3-5.還元率1%:楽天カードのクレジットカード払い(事前チャージなし)
チャージする方法がたくさんある印象の楽天ペイですが、楽天カードでのクレジットカード払いでもちゃんと1%の還元率でポイントがもらえます!
また、使った瞬間に口座から引き落とされる楽天デビットカードも、楽天ペイアプリに登録しておけば、同じく1%のポイントが還元されます。
「楽天銀行に口座を持っていないけれど、銀行から即時引き落とされるキャッシュレス決済にしたい!」という方におすすめの方法ですよ。
注意したいのが、楽天カードか楽天デビットカード以外のクレジットカード払いではポイントが還元されないという点です。このことについては、次で詳しく説明します。
3-6.還元なし:楽天カード以外のクレジットカード払い
楽天カード以外のクレジットカードも楽天ペイに登録できますが、支払いでポイントが付かないので注意が必要です。
また、楽天ペイに登録できるクレジットカードの種類はVisa、Mastercard、JCB、American Express(※2021年6月時点)。これらのカードで楽天ポイントが付くことはありませんが、それぞれのカード独自のポイントがもらえる可能性はあるので、気になる方は問い合わせてみましょう!
他のカード会社独自のポイントは、楽天ポイントに交換可能な場合もあります。ただし、交換レートはカード会社によって異なるので、交換前に必ずチェックしておきましょう。
4 楽天Edy・楽天カードとの還元率比較

楽天グループは楽天ペイのほかにもさまざまな電子マネーや決済サービスを提供していますよね。楽天ペイの利用を考えるときは、こうしたサービスとの還元率の違いも気になるところです。
よりお得なのはどれなのでしょうか?楽天ペイ以外の決済方法である楽天Edyや楽天カードともポイント還元率を比較しておきましょう!
4-1:楽天Edy
楽天Edyは、楽天が提供するプリペイド式支払サービスのこと。アンドロイドの「おサイフケータイ」や楽天Edyアプリ、楽天Edyカードなどで利用できます。
専用の機械にスマホやカードをタッチするだけで「シャリ~ン♪」という音と共に支払いが完了します。交通系マネーと同じように、現金だけでもチャージして使えるので、シンプルなプリペイド式決済が好きな方におすすめですよ。
楽天Edyの基本の還元率は0.5%。200円ごとに1ポイントが付与されます。単体で見ると、「楽天ペイや楽天カードのほうがお得じゃない!」と思われるかもしれませんが、楽天カードでチャージすればプラス0.5%のポイントが付いて合計1%に。
また、ポイントプラス加盟店なら200円で2ポイントとさらにお得になるんです!
加盟店に行きつけの店があるならば、ぜひとも活用したいところですね。
4-2.楽天カード
楽天ポイントを効率的に貯めたいのなら、見逃せないのが楽天カードです。年会費が永年無料、利用可能額100万円の楽天カードは、ETCカードや家族カード、カード盗難保険や海外旅行保険といった付加サービスも充実しています。
通常、楽天カードに新規入会&初回利用で合計5,000ポイントがもらえるほか、楽天市場で最大3倍、楽天トラベルでは2倍、楽天カードの優待で最大1.5倍のポイント還元率と、ポイントが貯まるサービスやキャンペーンが目白押し!
また、貯めた楽天ポイントはその月に請求される支払い金額に充てることができるので、端数の支払いや、つい買いすぎてしまったときの赤字の補てんなど、かなり便利に使えますよ!
5 もっとお得に楽天ペイを使うには?

ポイ活に楽天ペイを活用したい方にとっては、よりお得な利用方法も見逃せませんよね。最後に、もっとお得に楽天ペイを使うコツについてもチェックしておきましょう!
5-1.キャンペーンを利用する
まず紹介するのは、楽天で開催されるキャンペーンの活用です。
キャンペーンは常時開催されているエントリー不要のものから、エントリーが必要な期間限定のものまでさまざま。楽天ペイや楽天キャッシュ関連のポイントアップやプレゼントキャンペーンもたくさんあるので、これらを活用しない手はありません。
楽天ペイをもっとお得に使うためには、まずキャンペーンをこまめにチェックして見逃さないようにしましょう!
5-2.日常の支払いをなるべく楽天ペイに集約する
楽天カードなどと比べれば普及率が低い楽天ペイですが、利用できる場所は増えてきています!コンビニ、ドラッグストア、スーパーなど、日々の生活で通うお店で楽天ペイを使えばポイントも貯まりやすく、先ほどご紹介したキャンペーンも有効に活用することができますよ。
また、日常の支払いをなるべく楽天ペイに集約しつつ、記事の3章で触れた還元率1.5%のチャージ払いも使えれば、さらにポイ活がはかどります!ただし、公共料金の支払いや切手・印紙、自治体指定のごみ収集袋などの支払いには楽天ペイを使えないので注意してくださいね。
楽天ペイアプリ「キャンペーン」
まとめ:楽天ペイをうまく使って高還元率を狙おう!
スマホ1つで楽々決済が可能な楽天ペイの最大の特徴は、うまく使えばいつでも1.5%の還元率が狙えるという点です。何かと便利な電子マネー、楽天キャッシュや楽天カード、さらにキャンペーンと組み合わせることで、さらにお得にポイントを稼ぐことができますよ!
「普段立ち寄るお店で楽天ペイが使えるかどうかチェックしていなかった…」という方や、「楽天市場はよく使うけど楽天ペイはよく知らなかった!」という方は、この機会にライフスタイルに合わせてぜひ使ってみてはいかがでしょうか。