日常的なお買い物からネットショッピング、公共料金の支払いなど、さまざまなシーンで役立つクレジットカード。ポイ活をしている人なら、「もうクレジットカードでお得にポイントをゲットしている」と思っているかもしれませんね。
でも、ちょっと待ってください！クレジットカードの還元率はカードによって違います。普段使いのカードを高還元率のものに変えるだけで、ポイントが貯まるスピードがアップしちゃいますよ！この記事では、還元率の基礎的な知識から高還元率をゲットするコツ、おすすめカードまで詳しく紹介します。ぜひ、お得にポイ活するための参考にしてください。
この記事は下記のような人におすすめです！
・還元率の計算方法など基本的なところを知りたい
・高還元率のクレジットカードを使ってお得にポイントを貯めたい
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1 クレジットカードの還元率とは
そもそも、クレジットカードの還元率とは何なのでしょうか？「還元率は高ければいいんでしょ？」と漠然と思っている人も少なくないでしょう。確かに、還元率が高いに越したことはありませんが、その意味や仕組み、計算方法などについて知っていて損はありません！
ここでは、クレジットカードの還元率とはどのような意味なのか、基本的な情報について見ていきましょう。また、気になる計算方法についても紹介します。
1-1 クレジットカード還元率と計算方法
クレジットカード会社では、各社でポイント制度を導入しています。普段のお買い物やランチなどの際に、料金を支払いますよね？その支払った料金に対して、ポイントが付与される仕組みです。クレジットカードの還元率とは、支払った金額に対してどのくらいの金額が還元されるのかという割合を表しています。
ここでは、1ポイント＝1円という前提で考えてみましょう。例えば、1,000円の商品を買った際に、5ポイント付与されたとします。還元率の計算方法は「付与されたポイント（金額）÷利用金額＝還元率(％)」となるため、この場合は「5÷1,000＝0.005」となり、％に直すと還元率は0.5％です。1,000円分の買い物に10ポイント付与された場合は、「10÷1,000＝0.01」となり還元率は1％ということになります。
1-2 平均の還元率は？高還元率とは何％？
クレジットカードの還元率はどのぐらいが平均なのか気になりますよね。クレジットカードでお得にポイ活するためには、平均的な還元率はもちろんのこと、どのぐらいが高還元率なのかについてしっかりと把握しておく必要があります。
まず、クレジットカードの平均的な還元率は0.5％だと言われています。つまり、200円の買い物につき1ポイント付与されるのが平均的な数値だということです。一方、還元率が1％を超えているクレジットカードは、一般的に高還元率だと言われています。200円の買い物をした際に2ポイント付与されるようなカードは、高還元率だと思っていいでしょう。
もちろん、条件次第では1％よりもさらに還元率が高いカードもあるため、ライフスタイルや利用頻度などを参考にしながら、クレジットカードを選びましょう！
2 「還元率が高い＝お得」ではない!?比較のポイントとは
還元率の高さだけでクレジットカードを選ぶのはリスクがあります。「高還元率だし、このカードを作ろう！」と思って、作ったはいいものの思わぬ落とし穴が！なんてことも少なくありません。
クレジットカードを作って後悔しないためには、還元率だけでなくさまざまなチェックポイントを比較しながら検討することが重要です。「でも、どのポイントを比較すればいいのかわからない……」そんな人のために、ここでは比較しておきたいポイントを紹介しちゃいます！ぜひ参考にしてくださいね。
2-1 期間や利用実績による還元率の変化
クレジットカードを比較するときに、高還元率かどうかは重要なポイントですよね。でも実は、高還元率がずっと続くケースばかりではないんです！期間や利用状況などによって還元率が変化するカードも少なくありません。
例えば、クレジットカードを新しく作った場合、発行から数ヶ月間だけ還元率がアップするなんてことも。また、日曜日や誕生月だけ還元率がアップするクレジットカードもあります。その他にも、利用実績に応じて還元率が変動していくなんてこともあるため、作りたいカードの還元率はどうなっているのか、しっかりと確認しましょう。
還元率が変化するケースがあることを理解した上で、基本の還元率はどの程度なのか、ライフスタイルに合っているか、高還元率をキープした使い方を続けられるかなどを考慮しながら選ぶことが大切です！
2-2 お得なお店も！使う場所による還元率の変化
クレジットカードには、提携しているお店やネットショップなどでお買い物をした際に、還元率がアップするものも多いんです！そのため、自分がよく使っているお店やネットショップと提携しているかどうか、還元率がアップするかなどを確認しておくとよいでしょう。
例えば、セブンカード・プラスの場合にはイトーヨーカドーやセブンイレブンといったグループ企業での還元率が高くなっています。他にもファミマTカードなら、ファミリーマートなどで還元率が高くなるというように、カードごとに提携しているお店やお得にポイントが貯められるお店が異なります。
基本の還元率が低く見えていても、普段よくお買い物するお店と提携しているカードなら還元率が高くなる！なんてことも。結果的に高還元率を実現できるケースもあります。
2-3 還元されたポイントの使い道
いくら還元率が高くてポイントが効率的に貯まっても、使い道がなければ無駄になってしまいますよね。特定のお店でしか利用できない、メジャーな共通ポイントへの移行ができない、交換できる商品が少ない、なんてケースも。このような場合、ポイントを使い切れずに失効してしまうこともありますから、ポイントの使い道が多いかどうかはしっかりと確認しましょう！
現金代わりに使うのも悪くはありませんが、ポイ活でさまざまなポイントを貯めているのなら一括で管理できるようにポイント移行をするのもおすすめです。特に使い道にこだわりがないのなら、VポイントやPontaポイントといったメジャーで使いやすい共通ポイントへ移行できるものを選ぶのもいいですね。
2-4 年会費や付帯保険
年会費や付帯保険についてのチェックも欠かせません！高還元率であっても、年会費がかかるクレジットカードはその分だけ維持費がかかってしまいます。還元率とのバランスを見て、どのぐらいの年会費ならお得に使えるかをしっかりと考えましょう。
また、入会1年目は無料でも、次年度から年会費がかかるといったケースもあります。「2年目から年会費がかかって、お得に使えなくなってしまった……」なんてことにならないように、チェックしておきましょう！
付帯保険についても確認が必要です。例えば、旅行が好きなら旅行保険が付帯しているか、ショッピング利用がメインならショッピング保険が付帯しているかなどをチェックします。
上記で紹介したポイントを整理して、ライフスタイルに合ったものを選ぶなど、1つのポイントだけでなく総合的に比較・検討することが重要です。
3 おすすめ！高還元率のクレジットカード7選
クレジットカードの選び方を押さえたところで、ポイ活におすすめの高還元率カードを7つ紹介します！
高還元率と一口にいっても、カードによって特徴は異なります。それぞれのカードの基本情報や特徴について紹介するので、ライフスタイルに合っているかどうか、使いやすいカードかどうかなどを考えてみてくださいね！その上で、自分にマッチするカードを選びましょう！
3-1 Visa LINE Payクレジットカード
基本スペック
| 年会費 | 1,375円（税込） |
| 通常の還元率 | 1％ |
| 国際ブランド | VISA |
「Visa LINE Payクレジットカード」は、LINEアプリから申し込めるクレジットカードです。LINEは普段から使っている人も多く、なじみのあるアプリなので申し込みやすいですね。
また、基本の還元率は1％ですが、2021年4月30日まで3％還元という高還元率キャンペーンを実施しています。期間限定ではありますが、お得にポイントをザクザク貯められるのはうれしいですね！
また、年会費は初年度無料です。2年目からは基本的に年会費がかかりますが、年1回でも利用すれば無料となります。そのため、普段使いしようと思っているのなら、維持費をかけずに使えますよ！LINEPayアカウントに登録しておけば、事前に残高チャージしておかなくてもスマートフォン決済できるので便利ですね。
三井住友カード「Visa LINE Payクレジットカード」
3-2 オリコカード THE POINT
基本スペック
| 年会費 | 無料 |
| 通常の還元率 | 1％ |
| 国際ブランド | マスターカード・JCB |
「オリコカード THE POINT」は常に1％以上の高還元率で、人気の高いクレジットカードです。なんと、入会後6ヶ月間はポイント還元率2％とお得にポイントが貯まっちゃいます！また、オリコモールを利用すれば、0.5％の特別加算があるのもポイントです。
貯めたポイントを利用しやすいのも魅力！Amazonギフト券や楽天ポイントへの交換など幅広い使い道があります。また、使いやすいVポイントに等価交換もできるため、「気づいたらポイントを失効していた……」なんて心配もありません。
年会費は永年無料となっているので、維持費がかからず作りやすいのもメリットですね。
3-3 リクルートカード
基本スペック
| 年会費 | 無料 |
| 通常の還元率 | 1.2％ |
| 国際ブランド | VISA・マスターカード・JCB |
リクルートカードは、通常の還元率がなんと1.2％！還元率がとても高いクレジットカードとして知られています。年会費は利用状況などに関係なく、永年無料となっているのでお得に使えますね！
リクルートカードは、じゃらんやホットペッパーなどリクルートのサービスを利用した場合には、さらに還元率がアップしちゃいます！例えば、じゃらんで宿泊予約をしてカードで支払った場合には、還元率3.2％と大幅にアップするのが特徴！また、リクルートカードには国内・海外旅行損害保険も付帯しています。そのため、国内外問わず旅行に頻繁に行く人にとってはお得なカードです。
3-4 楽天カード
基本スペック
| 年会費 | 無料 |
| 通常の還元率 | 1％ |
| 国際ブランド | VISA・マスターカード・JCB・アメリカンエキスプレス |
「楽天カード」は、基本的な還元率が1％とそのままでも高還元率なカードですが、楽天市場で使うことでさらにお得になっちゃうんです！なんと、楽天市場での利用なら、いつでもポイントが最大3倍！つまり、還元率は3％とザクザクポイントが貯まります。普段のお買い物で楽天市場をよく使っているという人にとっては、とてもお得ですね！
年会費は永年無料なので、作りやすいのもポイント。また、新規入会で楽天ポイント2,000ポイント、カード利用特典として3,000ポイントがプレゼントされますよ！貯まったポイントは楽天市場や楽天トラベルなどでの利用はもちろんのこと、マイレージや楽天Edyへの交換も可能です。
3-5 JCB CARD W
基本スペック
| 年会費 | 無料 |
| 通常の還元率 | 1％ |
| 国際ブランド | JCB |
「JCB CARD W」は、39歳以下限定のクレジットカードです。年会費は永年無料なので、39歳以下であれば誰でも作りやすいカードですね。セキュリティーが充実しているのも魅力のひとつ。24時間365日不審なカード利用をチェックしており、カードの紛失や盗難などの被害があった場合でも損害額の補償が受けられますよ。
JCB CARD W は、Amazonやスターバックスとの相性が非常にいいカードです。Amazonでは常時還元率が2％ですし、Oki Dokiポイントの利用も可能ですよ！スターバックスカードへのチャージでなんと5.5％還元と超高還元率！そのため、ヘビーユーザーならポイントがザクザク貯まっちゃいますよ！
JCB「JCB カード W / JCB カード W plus L」
- 1,000円（税込）で1ポイントが貯まる！
- パートナー店の場合は最大20倍！
- ナンバーレスで安心！
- メンバーシップサービスで翌年のポイントが1.5倍！
3-6 P-one Wiz
基本スペック
| 年会費 | 無料 |
| 通常の還元率 | 1％～※支払い金額より1％オフ+ポイント |
| 国際ブランド | VISA・マスターカード・JCB |
「P-one Wiz」は、カードショッピングを利用するだけで、自動的に支払い金額が1％オフになるという珍しいカードです。もちろん、ポイントも付与されますよ！年会費は永年無料なので、維持費がかからず持ちやすいカードですね。
入会後3ヶ月間はポイントが3倍！期間限定ではありますが、お得にポイントが貯められます。貯まったポイントはVポイントへの移行が可能。ポイントを使い切れずに失効してしまったなんてこともありませんし、管理もしやすくなりますね。
また、旅行時にトラブルなどがあった際に日本語で相談できるサービスもあるので、海外旅行によく行く人にも便利ですよ！
クレジットカードのポケットカード株式会社「P-one Wiz」
4 お得にポイ活するなら「複数持ち」もマスト！
「お得にポイ活したい！」そんなあなたには、複数持ちをおすすめします！ここまでで紹介したように、クレジットカードはそれぞれに特徴が異なります。特定のお店で還元率がアップするものや曜日によって変動するものなどさまざまです。
そのため、平均して還元率が高いカードをメインカードとして利用しつつ、その他の良く利用するお店やサービスに特化しているカードを複数枚作っておきましょう！お店によってカードを使い分けることで、ポイントを効率的に貯められますよ。
筆者の場合、普段のお買い物はセブン＆アイグループを利用するのでセブンカードをメインカードにしています。また、楽天市場や楽天トラベルもよく利用するので、楽天カードを作っておいてお得にポイントを貯めていますよ！
最近では、「楽天経済圏」などという言葉もあるとおり、自分がよく使うお店やサービスなどを意識しながらカードを選ぶことが重要です。
まとめ 高還元率カードを選んでお得にポイ活しよう
お得なポイ活には、高還元率のクレジットカードが欠かせません！でも、この記事で紹介したように、高還元率のカードでもそれぞれに特徴が違ってきます。期間や利用実績、使う場所によって還元率が変動するものもあります。また、年会費がかかるケースもありますし、付帯しているサービスも変わってくるので、しっかりと比較しましょう。
ライフスタイルやよく利用するお店などを参考にしながら、自分に合っているカードを探すことが重要です。複数枚を使い分けるのもおすすめですから、自分に合ったカードを作ってポイントをザクザク貯めちゃいましょう！
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