飛行機をお得に利用するため貯めておきたいANAマイル。ですが、なかなか貯まらないなと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんなANAマイルを効率良く貯められるカードがをご存じですか?
マイルを貯めるには飛行機に乗らないといけないと思っている人が多いかもしれませんが、マイルが貯まりやすいクレジットカードを使えば、案外簡単に貯まります。飛行機利用しない方でもマイルを貯められるので、とてもお得です。
この記事ではマイルを効率的に貯められるANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードについて、詳しく解説します。マイルに興味がある方は必見の内容ですので、ぜひ参考にしてください。
この記事は下記のような人におすすめです!
- anaマイルを効率的に貯める方法を知りたい
- anaマイルが貯まるクレジットカードを知りたい
1 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードとは?
カードの基本情報や機能、ポイントサービスについての詳細をまずは紹介します。機能面を押さえておくとカードを有効活用でき、お得感が増します。見逃せない内容も多数ありますので、ぜひチェックしてください。
1-1 基本情報
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードの基本情報をまとめました。概要は次のとおりです。
- 対象年齢 満18歳以上(高校生は除く)
- 年会費 2,200円(初年度無料)
- 家族カード年会費:1,100円(初年度無料)
- 国際ブランド Mastercard
- 提携先 全日本空輸株式会社、東急株式会社、株式会社東急百貨店、株式会社パスモ
- 利用可能枠
- 総利用可能枠 10〜80万円
- カード利用枠 10〜80万円
- リボ払い・分割利用枠 0〜80万円
- キャッシング利用枠 希望をもとに総利用枠の範囲内で設定
- 支払い方法 1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払い
- 支払日 15日締め翌月10日払い
年会費割引特典として、WEB明細サービスとマイ・ペイすリボがあります。WEB明細サービスはWEB明細を利用するだけで、翌年度の年会費が550円割引になるお得な機能です。ただ、過去1年間に6回以上の請求がある場合のみ割引の対象となります。また、家族カードは割引の対象になりません。
マイ・ペイすリボは年1回以上のリボ払い手数料の支払いがあれば、年会費が割引になります。家族会員の割引はありませんが、2,200円の年会費が1,127円になるので、必要に応じて利用を検討してみるといいでしょう。
年会費の割引特典と支払い手数料、獲得ポイントを計算することが大事です。獲得ポイント数よりも手数料が上回らないように注意しましょう。
1-2 5つの機能
カードの機能性も抜群で、次の5つの機能がまとめられています。
- ANAマイレージクラブカード
- クレジットカード
- TOKYU POINTカード
- PASMOカード
- PASMO定期券
1つのカードで様々なポイントが貯められます。マイルとTOKYU POINTは相互交換可能なので、TOKYU POINT加盟店利用で貯まったポイントをマイルに交換して、飛行機を利用することも可能です。
PASMOの機能も付帯しており、オートチャージ機能もあります。オートチャージやショッピングでポイントを貯めつつ、マイルに交換できるので、電車と飛行機の両方を利用する方におすすめです。
定期券機能も付帯しており、PASMO利用圏内で通勤している方で、飛行機利用が多い場合に重宝します。カードを複数枚持つ必要がなくなり、とても便利です。
店舗での利用も便利で、ANAカードマイルプラス加盟店とTOKYU POINT加盟店でポイントが貯まります。ANAカードマイルプラス加盟店はセブンイレブンやヤマダ電機、マツモトキヨシなど普段利用できる店舗が多数含まれており、ショッピング・電車利用・東急グループでの買い物・飛行機利用とポイントが貯まる場所が多い点がメリットです。
1-3 ポイントサービス
カードには様々なポイントサービスがあります。個人カードの場合はVポイントが付与され、200円の利用につき1ポイントがプレゼントされます。法人カードの場合はワールドプレゼントがあり、利用金額1,000円ごとに1ポイントプレゼントです。
お得な貯め方も多数あり、ポイントUPセールでは0.5%〜9.5%の還元があります。ネットショッピングをするだけで、還元率がアップするので、とてもお得です。
ココイコ!はエントリー後、有効期限内にエントリーしたカードで支払うと還元率が上がるシステムです。ビックカメラや大丸、びっくりドンキーなどで利用でき、毎週金曜日は還元率に1%が加算されます。
また、毎月の買い物金額5万円ごとにボーナスポイントも付与され、対象店舗でポイントが2%加算されるのもメリットです。高額な買い物をする時や旅行などに利用するとポイントを多く獲得できます。
対象店舗でポイント+2%のキャンペーンもあり、セブンイレブン・ファミリーマート、ローソン、マクドナルドの店頭で利用可能です。普段から使う機会が多い店舗でポイントが付与されるので、ポイントがどんどん貯まります。
これらのポイントサービスを効率よく使って、お得にポイントを貯めていきましょう。
三井住友カード | ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
三井住友カード | おトクなポイントサービス
TOKYU CARD | TOKYU POINT加盟店
2 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードでマイルを効率よく貯める方法
カードを使って、マイルを効率よく貯める方法を紹介します。貯め方とキャンペーンを知っておくだけで獲得ポイント数は大幅に上がり、交換レートもいいです。お得にマイルを貯めるテクニックをここから確認していきましょう。
2-1 TOKYUポイントは75%のレートでANAマイルに交換可能
最大の特徴はTOKYUポイントを75%のレートでANAマイルにできることです。仮に3,000TOKYU POINTが貯まっていた場合、2,250マイルとなります。
他の東急系のカードの交換レートは基本的に50%となっています。細かい条件によって、若干変動があるものの、50%と75%では大きな違いです。3,000TOKYU POINTを交換する場合、750マイル分の差になります。
先ほどの章で挙げたように、東急グループ各店舗でTOKYU POINTは貯められるため、東急グループを利用して、マイルに交換して飛行機を利用するという流れが効率的です。
還元率が減ってしまうと貯めたポイントが少し無駄に感じてしまいますが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードはマイルへの還元率が高いので、ポイントを貯めるモチベーションも上がります。
最終的にマイルに交換する可能性がある場合は、還元率が高いANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの特徴を最大限活かせるでしょう。
2-2 TOKYU POINTの貯め方
TOKYU POINT加盟店でポイントを獲得できます。そして、その加盟店はとても多いです。日常的に貯められるので、飛行機に乗らない人でも簡単にポイントが貯まります。加盟店の例は下記です。
- 東急百貨店・ShinQs
- 東急ベル
- 東急ハンズ
- 東急プラザ
- 東急スポーツオアシス
- 東急ストアネットスーパー
- ブックファースト
- 富士ガーデン
- エトモ
- SHIBUYA109
- 109シネマズ
- 渋谷ヒカリエ
- 青山フラワーマーケット
東急百貨店は東急沿線に多数ありますし、東急ハンズも雑貨などの買い物で利用しやすいです。ネットスーパーでも利用できます。また、渋谷周辺では使える店舗も多く、渋谷ヒカリエやSHIBUYA109での利用も可能です。ネットスーパーを利用する方もポイントが貯められます。
カードにANAという名前がついているので、飛行機に乗らないとポイントが貯まらないと思われがちですが、普段の買い物でもポイントは貯めやすいです。特に、東急グループの店舗を使う方は利用頻度が多くなるでしょう。
ショッピングで貯めたポイントを年1回の旅行や帰省などの飛行機利用に使うこともできます。様々な店舗から、効率よくポイントを貯めていきましょう。
2-3 TOKYU POINTのお得なキャンペーン
加盟店では定期的にキャンペーンも開催しています。
まず、東急ストアでは毎月1日・25日にポイント5倍デーを開催しています。この日にクレジットカードで支払いを行うと、通常は200円(税抜)につき3ポイントのところ、5倍の15ポイントが進呈されます。なお、インターネットの注文、ネットスーパーは除外となっているので注意。
青葉台東急スクエアでは毎月1日がトリプルPOINT DAYとなっていて、この日にお買い物をすると100円(税込)につき6ポイントが貯まります。
二子玉川ライズ・ショッピングセンターでは、毎月25日にフタコの日を開催しています。この日にTOKYU CARDでのクレジットカードでお支払いをすると、通常は利用金額の3%のところ5%のポイントが還元されます。
他にも毎月の中で特定の日にポイントがお得に貯まるキャンペーンデーが設けられています。主要な店舗とお得な日、内容をは以下のとおりです。
対象店舗 | お得な日 | 名称 | 内容 |
---|---|---|---|
東急ストア | 毎月1日・25日 | ポイント5倍デー | 200円(税抜)につき15ポイント |
青葉台東急スクエア | 毎月1日 | トリプルポイントデー | 100円(税込)につき6ポイント |
二子玉川ライズ・ショッピングセンター | 毎月25日 | フタコの日 | 利用金額の5%ポイント還元 |
香林坊東急スクエア | 毎月9日・10日 | 東急スクエアの日 | 100円(税込)につき10ポイント |
エトモ/中央林間東急スクエア | 毎月5日・15日・25日 | ポイントアップデー | 100円(税込)につき5ポイント |
五反田東急スクエア | 毎月25日 | にっこりデー | 100円(税込)につき9ポイント |
たまプラーザ テラス | 毎月19日 | とうきゅうの日 | 100円(税込)につき6ポイント |
港北 TOKYU S.C. | 毎月22日 | つづきの日 | 100円(税込)につき5ポイント |
SBI証券ではクレジットカードを使った積立投資を行うと金額に応じて、ポイントがキャッシュバックされるキャンペーンも実施されており、将来の資産運用に興味がある方にとってお得です。
上記のほかにも、過去のキャンペーン履歴を見ると毎月2つ〜3つほどキャンペーンを実施しているので、お得感満載です。東急グループのサービスやキャンペーン対象になっているサービスを利用して、還元率を高めていきましょう。
キャンペーン一覧│東急カード-電車でもお買物でもポイントが貯まる
3 TOKYU POINTをマイルへ交換する方法
マイルへ交換する方法と注意点をここからは紹介します。マイルへの交換方法を事前に知っておくことで、いざという時に困りません。そこまで難しい内容ではありませんが、注意点もいくつかあるので、確認しておきましょう。
3-1 TOKYU POINTからマイルへの交換手順
TOKYU POINTをマイルに交換するには事前にTOKYU POINT Webサービスの会員登録が必要です。会員登録を済ませた上で、マイルへの交換手続きを行いましょう。具体的な手順は次のとおりです。
- TOKYU POINT Webサービスにログイン
- ポイントサービスメニューから「ポイント交換」を選択
- 「ANAマイレージクラブ(AMC)750マイル移行」を選択
- お客様番号(AMC)と、交換口数を入力、「お申込み手続きへ進む」を選択
- 最後に「申し込む」を選択して完了
ログインしてからポイント交換を選ぶと交換できます。交換ポイント数を入力することで交換でき、1口1,000ポイントで交換可能です。交換の際にお客様番号が必要なので、手元にクレジットカードを用意しておきましょう。番号はカードに記載されています。
最後に内容を確認して、交換するボタンを押したら交換が完了します。実際に交換されるまでに1週間ほどかかりますので、交換したい場合は早めに交換手続きを済ませておきましょう。
3-2 TOKYU POINTからマイル交換時への基本情報
マイルへの交換レートは75%なので、1口1,000ポイントを交換すると750マイルとなります。また、1,000ポイント以下での交換はできないので、その点も注意が必要です。
マイル移行の上限は設定されておらず、移行手数料は無料です。ネットから簡単に申し込めるので、操作面も難しくありませんが、注意点が2つあります。
1つ目の注意点は会員情報に不備がないかどうかです。結婚や引っ越しなどで住所や個人情報が変更になった場合は登録情報を変更しておきましょう。
2つ目の注意点は、一度マイルに移行したポイントはTOKYU POINTに戻せないことです。相互にポイントは交換できますが、行ったり来たりの交換はできないので、その点にも注意しましょう。
3-3 ANAマイルをTOKYU POINTへも交換可能
ANAマイルをTOKYU POINTに交換できます。ANAマイルからTOKYU POINTへの交換は1万マイルにつきTOKYU POINT1万円です。マイルへの交換時のレートとは異なるので、注意してください。
また、1万マイルからの交換になるので、少ないマイル数では交換できない点にも注意が必要です。TOKYU POINTからマイルへの交換は1,000ポイントからですが、その逆は1万ポイントなので、間違えないようにしましょう。
遠方への旅行でマイルが貯まった場合はTOKYU POINTに交換することで、店舗でも利用できるようになります。たまにしか飛行機を利用しない場合は早めにTOKYU POINTに交換しておくといいでしょう。
TOKYU CARD | ANAマイルも貯まる
ANA | TOKYU POINT
4 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOのメリットとデメリット
様々な機能がついているカードではありますが、メリットとデメリットの両面があります。両面をしっかり押さえないと思わぬ失敗をしてしまいかねません。カード利用で失敗しないよう、メリットとデメリットをチェックしておきましょう。
4-1 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOのメリット
一番大きなメリットは5つの機能があることです。ショッピングへの利用だけでなく、電車での利用も便利です。定期券機能もあるので、普段の通勤にも利用できます。通勤から飛行機への移動までを1枚で対応できるため、移動が多い方にメリットが多いカードです。
また、機能が豊富なので、ポイントが貯まる手段も多いです。東急グループでの利用や飛行機利用でポイントが貯められ、相互に交換もできます。使いやすさは抜群です。特に、東急沿線在住の方はポイント獲得対象となっている加盟店が多いので、利用しやすいです。
ANAへの交換レートも魅力的で、他の東急系列のカードよりもレートが高くなっています。75%のレートで交換できるので、ポイントをマイルに交換したい方は持っておきたいカードです。
カードのキャンペーンも豊富なので、還元倍率も上げやすくなっています。飛行機を利用する方や東急沿線在住の方だけでなく、電車利用が多い方も利用頻度を高くできる高機能カードです。
4-2 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOのデメリット
TOKYU PIOINTが貯められる場所以外に住んでいる方は利用できる機会が限られる点がデメリットです。JR沿線に住んでいる方や東急グループの店舗が近くにない方はポイントが貯まりにくいかもしれません。
また、PASMOをそこまで利用しない方や車中心の生活をしている方にも多少デメリットがあります。
ただ、飛行機の搭乗機会が少ない人でも、マイルを貯められる点は大きな魅力です。飛行機を使った旅行や帰省が1年に1回ある方などはちょうどいい具合にマイルが貯まるのではないでしょうか。
普段の買い物やクレジットカードの利用で貯めたポイントをマイルに高い交換レートで交換したい方はぜひ利用を検討してみてください。
TOKYU CARD | ANAマイルも貯まる
三井住友カード | ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
まとめ ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOで効率よくマイルを貯めよう!
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOは高機能カードでTOKYU POINTをマイルに交換できる点が魅力です。定期券機能もついているので、通勤から買い物、旅行まで幅広く使えます。
交換レートも高く、キャンペーンも毎月実施されているので、お得感満載です。ポイントの貯め方も様々で、貯めやすさもあります。
マイルを貯める上ではとてもおすすめのカードなので、マイルで飛行機に乗りたい方は特にカード利用を検討してみてください。