QUOカードは昔からあるギフトカードの1つで、冠婚葬祭などのお返しやお祝い、プチギフトなどでもらうこともよくありますよね。でも、「QUOカードって、どこで使えるの?」「おつりはもらえるの?」など、詳しいことはあまりよく分からない…という人も多いのでは? そこで、この記事では、QUOカードの使い方を徹底的に解説します!QUOカードの贈り方やお得な買い方も紹介するので、ぜひ、役立ててくださいね!
この記事は下記のような人におすすめです!
- QUOカードの有効期限、使える場所を知りたい
- QUOカードをお得に使いたい
1.QUOカードの概要
折に触れて見かけることのあるQUOカード。まずは、どんなもので、どんな種類があるのか、有効期限はあるのか…など、基本情報を押さえておきましょう!それぞれについて、詳しくご紹介していきますね。
1-1.QUOカードとは
QUOカードは全国6万店で使用できる共通ギフトカードです。額面は300円から1万円まで8種類(スタンダードカード)があります。
「けっこう昔からあるよね」という印象があるQUOカードですが、いつ誕生したか、ご存じですか? なんと、昭和62年(1987年)なんです! 生まれる前からあるんだ…!なんて人も多いかもしれませんね。ちょっとした贈り物として、また、冠婚葬祭のご祝儀・お香典、お見舞いなどへのお返しの品として、多くの人に愛用されてきました。「そういえば、もらったことがあるなあ」という思い出は誰しもあるのでは?
最近では、ポイントサイトの交換先やアンケートサイトの報酬で、QUOカードを選べる場合もありますよね。ポイ活マニアとしては、QUOカードの特徴やメリットは、ぜひとも把握しておきたいところです!
1-2.QUOカードにはどんな種類がある?
QUOカード(磁気カード)には「スタンダードカード」「レディメイドカード」「オリジナルカード」の3種類があります。
スタンダードカードは多くの人に好まれそうな風景や花、動物など、定番デザインのQUOカード! 1枚から注文OKです。
レディメイドカードは選べるベースデザインにロゴや文字を入れられるセミオーダーのQUOカード! 記念品やお祝い、ご挨拶として差し上げるときに便利です。50枚から注文できます。
オリジナルカードは好みの写真やイラスト、文字を入れて100%オリジナルデザインで作るQUOカード!オリジナルカードには、さらに、「オフセット印刷(100枚~)」「インクジェット印刷(10枚~)」「フリーバリューカード(100枚~)」「ハッピーメイドカード(5枚~)」の4種類があります。「フリーバリューカード」については、1~999円、2,001円~2,200円と一円単位での金額の設定が可能です。
磁気カードの他、アプリ不要・URLタップで表示して支払いに使えるデジタルギフトカード「QUOカードPay」もあり、離れた人へ贈りたい場合に活用されています!
1-3.QUOカードの有効期限
一般的なプリペイドカードと異なり、現在発行されている磁気カードのQUOカードには有効期限がありません! 残高が残っている場合には、いつまでも繰り返し使用することができます。
おまけに、残高が端数になってしまって支払い金額に足りなくても、不足分を現金で払うことが可能! 最後の1円まで無駄にならないのがうれしいですね。
残高の確認方法は支払いをした際のレシートやレジでお店の人に聞くことで確認できます。また、残高が残っている状態で使用できなくなってしまった場合には、再発行をすることも可能です。
ただし、デジタルギフトカードのQUOカードPayには有効期限があることに注意! 原則として、バリューコード発行日を含めて3年たった日が有効期限です。中には発行日からの有効期限が3年以内に設定されているバリューコードもあるので、アプリかブラウザで有効期限を確認しておくようにしてください!
QUOカード公式 | QUOカード再発行のお手続き
QUOカードPay よくあるご質問
QUOカード よくあるご質問
2.QUOカードの使い方
これで、QUOカードの基本情報をざっと押さえられましたね。次は、「基本的な使い方やおつりが出るのかどうか」「QUOカードPayの使い方」「QUOカードを使える場所」「スーパーでも使えるか」など、QUOカードの使い方について、それぞれ、くわしく説明していきます!
2-1.おつりは出る?QUOカードの基本的な使い方
QUOカードで支払いたい場合は、お店のレジで「QUOカードで払います」と伝えて、QUOカードを出すだけでOK! お店の人がQUOカードを読み込むと、カードの額面から利用代金が引かれます。昔からおなじみのカードなので、多くのお店でスムーズに使用できるのはメリットといえるでしょう。また、一度のお会計に複数のQUOカードを使用することも可能です。
QUOカードで支払う場合、額面より利用代金が少なくても、おつりは出ません。でも、心配はご無用!
利用代金を引いた残額がカードに記録されており、次回の支払いに使用することができます。残額が端数でも、不足分に現金を足して支払いできるので、最後の1円まで無駄なく使い切れますよ!使用回数にも制限はなく、残額が0円になるまで、何度でも繰り返して使えます。
2-2.QUOカードPayの使い方
デジタルギフトカード「QUOカードPay」は、メールやSNSなど、バリューコードのURLを受信できるメディアで受け取れます。受け取る方法は、受信したURLをタップするだけで完了です!また、お会計時にバーコードの画面を表示できれば、他の電子マネーに対応していない機種でもキャッシュレス決済として利用できるため、おすすめです。
「QUOカードPay」の使い方は、受け取ったURLをスマートフォンで開いて、支払いをするときにお店のレジで提示するだけ! 磁気カードのQUOカードと同じ感覚で簡単に支払いに使うことができますよ。また、スマホアプリのインストールや利用者登録をする必要もありません。
「QUOカードPay」を無駄なく使用するためには、バリューコードのURLをブックマークしておくことをおすすめします! 残額(ご利用可能額)や有効期限も、URLをタップすると開くブラウザ上で確認できます。
2-3.QUOカードはどこで使える?
QUOカードを使うなら、「どんなお店で使用できるのか」についても気になるところでしょう。全国の約6万店以上がQUOカード払いに対応しています! お店のジャンルも、書店や文具店、コンビニやドラッグストア、ファミレスやカフェ、ホームセンターやガソリンスタンド、ホテルなど、幅広いですよ。
意外にも、書店は紀伊國屋書店をはじめ、かなり多くのチェーンがQUOカード払いに対応しています。コンビニでは大手のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンはもちろんのこと、ポプラ、生活彩家など、QUOカードが使えるチェーンもあります。一方、ファミレスやカフェとしては、デニーズや上島珈琲店で利用が可能ですが、加盟店は少なめです。ドラッグストアでQUOカードを使えるのはマツモトキヨシ系列、ドラッグセイムス、ドラッグストアスマイルです。また、加盟店であっても一部の店舗では対象外の場合もありますので、注意してください。
ホテルの加盟店は少ないものの、「東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート」と「東京ベイ舞浜ホテル」がQUOカード払いに対応! ディズニーリゾートによく行く人は覚えておくといいですね。
上記はカードタイプのQUOカードを利用可能な店舗ですが、QUOカードPayで支払いをする場合は対象店舗がさらに多くなります。
QUOカードPayの加盟店につきましては、下記公式サイトから確認してみてください。
また、QUOカードPayでの支払いを対象にお得なキャンペーンを開催していることもあるので、キャンペーンページも併せてチェックしてみてください。
2-4.スーパーではQUOカードを使えない
主なコンビニや一部のドラッグストアでQUOカードを使えることに対し、スーパーマーケットではまったく使用できないので、注意してください! 特に、イオングループはQUOカードに加盟していないので、イオンやイオンモールだけでなく、イオン系列のコンビニのミニストップなどでも、QUOカードを利用することはできません!
QUOカードPayではスーパーマーケット バローをはじめ、ベルクなどで利用することが可能です。詳細は公式サイトをチェックしてみてください。
QUOカードの額面にもよりますが、どのお店で使うかをあらかじめ決めておくほうが、効率よく使用できるともいえますね。決められない場合は「大手コンビニか書店で使う!」と覚えておくのもいいかも。
2-5.QUOカードを現金に交換することはできない?
QUOカードは全国約6万店で使用することが可能ですが、近くに対象店舗がなく現金化したい方もいらっしゃるかもしれません。
結論としては、QUOカード自体は現金に交換することはできません。一般的な商品券と同様に金券ショップで売られているケースもありますが、公式サイトには換金、転売が禁止されている旨が記載されております。
そのため、QUOカードを購入する場合には、使用可能な店舗が近くにあるか事前に確認しておきましょう。
QUOカード公式 | よくあるご質問「QUOカードは現金と交換できますか?」
2-6.QUOカードで支払いのできない商品がある
QUOカード対象店舗でも使用できない商品など、対象外のもがあります。
具体的には、切手やはがき、チケット、プリペイドカードなど下記が挙げられます。
QUOカードで支払いができないもの
- 切手やハガキ
- チケット類
- プリペイドカード
- 公共料金
- タバコ類 など
その他、店舗によってQUOカードを利用できない商品があることもあるため、注意してください。
QUOカード公式 | よくあるご質問「利用できない商品やサービスはありますか」
3.QUOカードを贈りたいときは
ふだんの生活でQUOカードを手にする機会といえば、誰かから「もらうこと」が多いですよね。でも、ギフトとして誰かに贈るという利用のしかたも、もちろんできます! ここではQUOカードの買い方やプレゼントするときのアイデアについてご紹介しますね。
3-1.QUOカードはどこで買える?
QUOカードの購入方法には次の4つがあります。
まず、店頭販売店での購入! 送料が不要で、すぐに買えるのが便利です。次に、ローソンの店頭端末「Loppi」でスタンダードカードを注文する方法。この2つの方法は手軽なところがメリットですが、カードデザインの選択肢がやや限定されてしまうのがデメリットといえますね。
FAX注文なら自分だけのオリジナルカードの注文も可能です。QUOカード指定の注文書を使う必要がある点に注意!
ギフトとしてデザインにこだわりたい場合や枚数がたくさん必要な場合は、QUOカードのオンラインストアで注文するのが一番おすすめです! スタンダードカードだけでもデザインの種類がとても多いですし、セミオーダーやフルオーダーのクオカードも注文できますよ。
3-2.プレゼントにしたいときのおすすめアイデア
誕生日や結婚式、結婚記念日などのプレゼントや、お礼やお見舞いへのお返し、イベントや記念日の参加者に贈るプチギフトなど、贈り物をする機会はけっこう多いですよね。そんなときに、あなたのアイデアを盛り込んだオリジナルのQUOカードを贈ってみてはいかがですか?受け取った方も、オリジナリティあふれるQUOカードだと嬉しいですよね。
好きな写真をベースに伝えたいメッセージを入れて、世界で1枚しかないオリジナルギフトカードを作れます。オンライン注文の「ハッピーメイドカード」なら5枚から、「インクジェット印刷」なら10枚から注文可能!セミオーダーの「レディメイドカード」は50枚から注文できます。
オプションで、のしや名入りのし、ギフトボックスを付けることもできますよ。販売窓口ではカードケースへの封入サービスも依頼可能!
4.お得なQUOカードの買い方・使い方
最後に、お得な情報大好き!というポイ活マニアさんに、ぜひ知っておいてもらいたいQUOカード情報をご紹介します!
「少しでもお得にQUOカードをゲットして使ったり贈ったりしたい!」という人は、次の内容を確認してくださいね。どれも少額ではあるものの、お得になります!
4-1.「おまけ」のあるQUOカードを買う
コンビニや書店など、一部の加盟店では「加盟店店頭限定デザインカード」を販売しています。額面5000円のカードには70円、額面1万円のカードには180円の「おまけ」金額が上乗せされています! ポイ活マニアさんならお分かりと思いますが、「どうせ使うもの」を買うだけで数十円相当がお得になるのは、けっこうレアですよね!
「加盟店店頭限定デザインカード」は、HMVや3大コンビニのセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートで購入できます。一部の書店やENEOSでも取り扱っています。
購入できる店舗を詳しく知りたい方は下記の公式サイトを確認してみてください。
4-2.クレジットカードのポイントをゲットする
原則として、QUOカードなどの金券はクレジットカードで買えないケースがほとんどです。ただし、条件によってはクレジットカードでの購入が可能になることもあるんです!
ファミリーマートで「加盟店店頭限定デザインカード」を購入するとき、ファミマTカードを使用できます。セブンイレブンではnanacoでQUOカードを購入できるので、nanacoにセブンカード・プラスでチャージして支払うことにより、間接的にクレジットカードでQUOカードの購入が可能!
JCBのウェブサイトではJCBカードでQUOカードを買えます。また、QUOカードオンラインストアで「レディメイドカード」と「ハッピーメイドカード」を購入する場合は、VISA・Master・JCB・AmericanExpress・Diners Clubのクレジットカードが利用可能!
また「QUOカードオンラインストア」を利用すると、オリジナルデザインのカードに限りクレジットカード決済が可能になります。
クレジットカードをしっかり活用したい!という方は、覚えておいてくださいね。
4-3.金券ショップで買う
シンプルで基本的な方法ですが、金券ショップに行けば、QUOカードを含む金券がディスカウント価格で販売されています。価格はショップやQUOカードの種類・額面などによりますが、1枚につき数十円~数百円くらい、お買い得に!
コンビニや書店でよく買い物をする人は、金券ショップで割安のQUOカードをまとめて購入しておけば、長期的にはけっこう節約になりますよ!「塵も積もれば山となる」で、少額のお得も、なかなか馬鹿にできません!
4-4.QUOカードで購入時にポイントを貯める
ポイ活マニアさんに注意してもらいたいのが、クオカードでの支払いのみでは、ポイントが貯まらないということ。また、QUOカードで買い物をする際にポイントカードを提示しても、ポイントの付かないお店もあるので、注意してください。
ただし、ファミリーマートやローソンでお買い物をする方は、会計時にポイントカードを提示すれば、各共通ポイントを貯めることができます!
ファミリーマートで貯められるのはVポイント、楽天ポイント、dポイントです。ローソンではPontaポイント、dポイントです!
せっかくQUOカード払いでポイントを貯められるお店があるのですから、QUOカードはそういうお店で優先的に使うほうがいいですよね。つまり、ポイ活マニアさんにおすすめのQUOカードで支払う場所は「ファミリーマートかローソン」です! 特に、共通ポイント3種類から選べるファミリーマート!
まとめ.QUOカードの買い方・使い方を知ってお得に使おう
昔からおなじみのQUOカードについて、意外と知らないことが多かったのではないでしょうか? 磁気カードは有効期限なし、現金と併用すれば最後の1円まで無駄なく使える、「おまけ」付きのQUOカードもある、など、QUOカードのメリットを覚えておきましょう!
ギフトとして贈るなら、オリジナルデザインのカードがおすすめです。ちょっとした御礼にも使えるので、知っておいて損はありませんよ。
また、QUOカードで買い物をする際は、ポイントカードの提示し、お得にポイントを貯めてポイ活してみてください。
今回ご紹介したQUOカードの使い方や買い方をしっかり把握して、楽しく、お得に活用してくださいね!