楽天カードって使ってますか？CMでよく見かけるけどどんなものか気になっている人も多いのではないでしょうか？
楽天カードは基本還元率1％のクレジットカードで、利用額に応じて楽天ポイントが還元されます。楽天ポイントは楽天市場や楽天証券、楽天トラベルなどのさまざまな楽天サービスや全国の加盟店舗で1ポイント1円相当で利用することができます。
ここでは、そんな楽天ポイントを効率よくお得に貯める方法、また楽天ポイントをお得に使う方法について紹介していきます。
この記事は下記のような人におすすめです！
- 楽天カードのポイント還元率について知りたい
- 各種カードの違いを知り、お得にお買い物をしたい
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１ 楽天カードとは
楽天カードとは、楽天グループ株式会社の連結子会社である楽天カード株式会社が発行するクレジットカードです。
ベーシックな楽天カード、楽天PINKカード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアカードなど様々な種類のカードがあります。カードブランドは、Visa、Mastercard、JCB、などから自分で好きなブランドを選択することができます。
また、カードのデザインも豊富です。お買い物パンダや楽天イーグルスなどの楽天グループがスポンサーを勤めるスポーツチーム、ディズニーキャラクターなどの様々なデザインの中から選ぶことができます。
まずは、楽天カードの基本となる入会費や年会費、楽天カードを利用することで還元されるポイントなどの楽天カードを利用する上での基本事項を紹介していきます。
1-1 楽天カードの入会費・年会費
一番人気であるベーシックな「楽天カード」は入会費無料であることはもちろん、年会費も永年無料です。また、入会&利用特典として、楽天カードを新規で発行し条件を満たすと5,000ポイントがもらえます。
新規カード発行特典として2,000ポイント、申込の翌月までにショッピングの1回以上の利用及び翌々月末までに口座振替を完了することで3,000ポイントがもらえます。入会金、年会費ともに無料の楽天カードを発行し、簡単な条件を満たすことでたくさんのポイントがもらえるので、忘れずに利用し、口座振替を行うようにしましょう。
1-2 楽天カードで貯まるポイントとは
楽天カードを利用することで還元されるポイントは楽天ポイントです。また、楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。
楽天カードの利用で貯まるポイントは通常ポイントで、有効期限は最後にポイントを獲得してから一年間有効ですが、その間に1度でもポイントを獲得すれば保有ポイント全ての期限が延長されます。毎月楽天カードを使って楽天ポイントを獲得していれば、期限をあまり気にする必要はありません。
期間限定ポイントは獲得するサービスによって違いはありますが、獲得した月の月末に期限が切れてしまうことが多いので、失効前に使い切る必要があります。また、期間限定ポイントの方が使えるサービスが通常ポイントよりも少ないので、楽天カードの利用で獲得できる通常ポイントは流動性が非常に高いのは嬉しいポイントです。
2 楽天カードのメリット
ここまで楽天カードの基本情報や楽天カードを利用することで還元されるポイントである楽天ポイントについて解説をしてきました。
次は、楽天カードのメリットや楽天カードが他のクレジットカードと比較して優れている点について解説していきます。また、さまざまな楽天サービスや街の提携店舗で利用できる楽天ポイントの利用方法についても触れていきたいと思います。
2-1 ポイントの還元率が高い
まず、楽天カードのメリットとしてあげられるのは、ポイント還元率が高いことです。一般的な年会費無料のクレジットカードは、基本還元率が0.5％前後のものが多いです。しかし、楽天カードは年会費永年無料のクレジットカードでありながら、基本還元率が1％と一般的なクレジットカードの約2倍の還元率を誇ります。
さらに楽天カードがすごいのは、月額の利用額の合計に対して、1%の還元が受けられる点です。還元率1％といっているクレジットカードの中には、1回の決済ごとに100円で1ポイント還元されるカードも多いです。つまり、決済ごとに100円以下は切り捨てられることになります。しかし、楽天カードは月額の利用額に対して100円で1ポイントが還元されますので、同じ1%還元でも、最大限ポイントの還元を受けることができます。
楽天市場での利用分に関しては、いつでも3％の還元を受けることができます。楽天グループが運営するECサイト「楽天市場」を利用する人にとって楽天カードは、必須のクレジットカードになります。
2-2 ポイントの利用先が豊富
楽天ポイントは、さまざまな楽天サービスで利用できるのはもちろん、街中のあらゆる店舗でも利用することができます。飲食店やドラッグストアやスーパーだけでなく、ショッピングモールやガソリンスタンドなんかでも楽天ポイントが利用できます。基本は、楽天ポイント1ポイントを1円相当として利用することができます。
楽天ポイントを利用できる街の店舗では、楽天ポイントを貯めることもできます。還元率は、100円で1ポイントの店や200円で1ポイントの店など店舗によって異なります。さらに、楽天カードが使える店舗であれば、店舗で楽天ポイントカードを提示して楽天カードで決済をすれば、ポイントの2重取りもでき、とってもお得です。
楽天ポイントを楽天カードの支払いにあてることもできます。楽天カードの支払いで還元された楽天ポイントを次の月の支払いに1ポイント1円としてあてることができます。
その他にも、楽天トラベルでお得に旅行をしたり、楽天ポイントを運用することもできます。
3 楽天カードのデメリット
ここまで、楽天カードのメリットや楽天ポイントの幅広い利用先や使い方について紹介してきました。しかし、そんな入会金、年会費永年無料の楽天カードにもデメリットがあります。全てにおいて最強のクレジットカードというわけではありません。
ここでは、そんな楽天カードのデメリットについて紹介していきたいと思います。
3-1 公共料金の支払いではポイント還元率が0.2%
2021年の6月より、楽天カードでの公共料金の支払いに対するポイント還元率が1％から0.2％に引き下げられました。2021年5月までは、街での楽天カード利用分と同じく100円ごとに1ポイントの還元がされていましたが、2021年6月からは、500円で1ポイントの還元になってしまいました。
公共料金とは電気・ガス・水道の料金の支払いや自動車税や住民税などの税金、また国民年金保険料などが対象となっています。しかし、これらの全ての公共料金が0.2％還元の対象となっているわけではありません。
一部の水道事業者などの公式サイトに記載のない公共料金に関しては、現在も100円につき1ポイントが還元される1%還元が維持されています。気になる方はぜひ、自分の支払っている公共料金が対象になっているかどうかを公式ホームページにてご確認ください。
楽天カード | カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先
4 ポイントの使い方
楽天カードにおけるデメリットも紹介したところで、次は楽天カードの利用によって獲得した楽天ポイントをお得に使っていく使い方を紹介していきます。
せっかく楽天カードを使ってお得に貯めた楽天ポイントも使わなければ意味がありません。ポイントの貯め方がわかったところで、ポイントの上手な使い方を学んでいきましょう。
4-1 楽天グループのサービスで利用
楽天カードの利用で貯めた楽天ポイントは、さまざまな楽天グループが展開するサービスで利用することができます。
楽天グループは、「楽天経済圏」と呼ばれる生活のほとんどを楽天グループのサービスで完結させることができるほど、さまざまなサービスを展開しています。
固定費である、通信費や電気・ガス代も楽天サービスで支払うことができますし、楽天銀行や楽天証券を使って、自分の資産を管理することもできます。投資をやったことがない人でも気軽に投資を体験できるポイント投資やポイントビットコインなどでも楽天ポイントを利用することができます。また、楽天市場や楽天ブックスを利用してショッピングを行うこともできますし、楽天トラベルを利用して、旅行に行ったりホテルに宿泊したりすることもできます。
これらの全てのサービスで楽天ポイントが利用でき、またこれらのサービスを利用することによって新たに楽天ポイントを獲得することもできます。
いわば、楽天ポイントは楽天経済圏における通貨のような役割を担っているわけです。
4-2 楽天グループのキャッシュレス決済に利用
楽天ポイントを楽天グループが展開するキャッシュレス決済に利用することもできます。さまざまな店舗で利用ができる楽天Edyに1ポイント1円としてポイントチャージし、電子マネーに交換することができます。
楽天グループが展開するQRコード決済サービスである楽天Payでも利用することができます。楽天Payは、通常ポイントだけでなく期間限定ポイントでも利用することができ、ポイントで支払った決済に対しても、100円ごとに1ポイントの還元を受けることができます。楽天サービスで楽天ポイントで支払いをした場合には、ポイントで支払った分にはSPUポイントなど付与されないものもあります。そのため、楽天Payアプリは楽天カードを利用することによって貯めたポイントの利用先として最もお得な利用方法の一つになります。
また、楽天カードから楽天Payアプリの残高である楽天キャッシュにチャージを行うことで0.5％の還元が受けられます。その楽天キャッシュで楽天Payアプリを使って決済を行えば、いつでも最大1.5％の還元を受けることができ非常にお得です。
4-3 クレジットカードの支払いに利用可能
楽天カードの利用などで獲得した、楽天ポイントは楽天カードの支払いに1ポイント1円として利用することができます。
その際、期間限定の楽天ポイントは利用することができません。
また、1ヶ月にクレジットカードの支払いにあてることができるポイント数は楽天会員のランクによって異なります。カードキャッシングの融資金及び利息の返済には利用することができませんので注意しましょう。
4-4 ポイント運用・ポイント投資に利用
獲得した楽天ポイントを楽天PointClubや楽天証券で運用することもできます。
楽天PointClubでは、ポイント運用といって投資の疑似体験のようなものが、少額の楽天ポイントから行うことができます。投資初心者や投資を始めてみたいけど損するのが怖いという人などは、ポイントを使って運用を行い、ポイントの増減を体感することができます。もし、減ってしまったとしても、ポイントなので傷は浅くてすみます。
楽天証券では、実際の取引に楽天ポイントを利用することもできます。国内株式や外国株式、投資信託などを1ポイント1円として利用し、楽天ポイントを使って取引をすることができます。
楽天証券で毎月ポイント投資で投資信託の買付を行うことで、楽天市場で買い物をしたときのポイント倍率をアップさせることができます。
5 ポイントの還元率を上げる方法
楽天カードにおける楽天ポイントの基本還元率は1％ですが、楽天市場のSPU（スーパーポイントアッププログラム）やキャンペーンを利用することで、還元率を上げていくことができます。
ここでは、楽天カードを使って効率よく楽天ポイントを獲得していく方法について紹介していきます。
5-1 ポイントアッププログラムを利用
楽天ポイントを効率よく獲得するためには、楽天市場を上手に活用することが重要になります。
そのためには、SPUを上げることとキャンペーンを理解することが必要になります
SPUとは、スーパーポイントアッププログラムの略で、さまざまな楽天サービスを利用することで楽天市場でのベースのポイント倍率を上げていくことができます。
楽天市場で楽天カードで決済をするといつでも3％還元になるというのは、楽天カード決済を行うと＋2倍になるというSPUがあるからです。他にも、楽天市場アプリを使っていれば＋0.5倍や、楽天カードの振替口座を楽天銀行にすることで＋1倍など、SPUは最大15倍になります。さまざまな楽天サービスを利用している楽天経済圏で生活している人が有利になります。
5-2 ポイントアップ期間を利用
楽天カードを持っている人が注目したいのは、0と5のつく日です。この日は、エントリーをして楽天市場で楽天カードでの決済を行うとポイントが5倍になります。
他にも、定期的に開催される「お買い物マラソン」に参加することで多くのポイントを獲得することができます。お買い物マラソンとは、いろんなショップでお買い物をすることにより、1,000円以上の買い物をした店舗数に応じてポイント倍率が上がっていきます。
例えば、5店舗で買い周りをした場合は5倍になります。
SPU5倍の人が0か5のつくお買い物マラソンの期間中に、5店舗の買い周りをして楽天カードで決済を行うと『SPU5倍』＋『0と5の付く日＋2倍』＋『買い周り＋5倍』で12倍になります。つまり、12％の還元を受けることができます。
他にも、ポイントがアップするはありますが、お買い物マラソン中の0か5の付く日に欲しいものをまとめ買いするのが最も効率よく楽天市場で楽天ポイントを稼ぐ方法のひとつだと思います。
5-3 楽天カードのキャンペーンに参加
また、楽天グループが展開するサービスのキャンペーンに参加することでポイントを獲得したり、ポイント還元率を上げたりすることができます。
例えば、楽天市場で2万円以上買い物した月はエントリーをすることで、街での楽天カードの利用が2倍になるキャンペーンなんかが定期的に開催されています。
こういったキャンペーンは専用サイトからのエントリーが必要な場合も多いため、楽天ポイントアプリなどで、定期的に確認するのがおすすめです。
6 楽天カードの入会キャンペーンもチェック
楽天カードの新規入会特典は、通常は入会＆利用特典は5,000ポイントですが、キャンペーンのときは7,000ポイントや8,000ポイントになります。
このキャンペーンは、不定期で開催されていますが、過去の傾向を見てみると月1ペースで約1週間ほど7,000ポイントまたは8,000ポイントになるキャンペーンが開催されています。
このキャンペーンのときは、入会特典の2,000ポイントは同じですが、利用特典が3,000ポイントから5,000ポイントや6,000ポイントにアップします。
新規で楽天カードの発行を考えてる人は、公式ホームページをチェックして、このキャンペーンのタイミングを狙って申込をするといいと思います。
