楽天証券はやめたほうがよい?お得な情報も含めて徹底解説

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旧NISAが2023年で終わり、2024年からいよいよ新NISAがスタートしました。制度の切り替えをきっかけに、NISAを始めてみようかなと考えている人も多いのではないでしょうか?

NISAをスタートするのにはまず「証券口座」の開設が必要です。その際に迷ってしまうのが、「どこの証券会社にするか」という点ですよね。この記事では、証券口座の1つである楽天証券について概要からメリット・デメリット、SBI証券との違いについて分かりやすく説明していきます。

NISAを始めてみたい方やどの証券会社にするか迷っている人はこの記事を参考にしてみてください。

この記事は下記のような人におすすめです!

  • 楽天証券について概要を知りたい
  • 楽天証券のメリット・デメリットを知りたい
PC

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1 NISA制度の変更・株式投資について

「NISA」は、2014年1月からスタートした個人投資家のための税制優遇制度。株式や投資信託などの金融商品に投資をする場合、利益が出た場合や受け取った配当金に対して税金がかかるところ、「NISA口座(非課税口座)」なら、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益には税金がかからないという仕組みです。

政府は、「令和5年度税制改正大綱」によって現行のNISAを見直し、家計の安定的な資産形成を推進することを目指しています。そこで現行のNISAを2023年で終了させ、2024年1月1日からは「新NISA」がスタートするのです。

なお、2023年までにNISAの口座を持っている方は、自動的に新NISAの口座も同じ金融機関内に開設されるので、特別な手続きは必要ありません。

NISAには下記の3種類があります。

  • 「一般NISA」…株式・投資信託等を年間120万円まで購入でき、最大5年間非課税で保有できる
  • 「つみたてNISA」…一定の投資信託を年間40万円まで購入でき、最大20年間非課税で保有できる
  • 「ジュニアNISA」…株式・投資信託等を年間80万円まで購入でき、最大5年間非課税で保有できる

そして「新NISA」に移行したことによる主な変更点は下記のとおりです

  • 年間投資上限額が引き上げられる
    「つみたてNISA」40万円→「つみたて投資枠」120万円/「一般NISA」120万円→「成長投資枠」240万円
  • つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用ができる
    現行のNISAでは「つみたてNISA」と「一般NISA」の併用はできない
  • 非課税保有期間が無期限になる
    現行のNISAでは「つみたてNISA」は最大20年間、「一般NISA」は最大5年間
    ※一般NISAと新NISAは別枠としての扱いになるため、一般NISAから新NISAに移管することはできない。そのため、一般NISAの非課税期間後は保有している商品を課税口座に払い出すか、売却する必要があるので要注意
  • 生涯非課税限度額の設定ができる
    「つみたて投資枠」最大1,800万円のうち1,200万円を使用可能
  • 現行NISAと新NISAは別口座で利用できる

SBI証券

2 楽天証券について

「楽天証券」とは、1999年にスタートした楽天グループのネット証券会社。申し込みはインターネット上から手軽にでき、手数料が安いことでも知られています。

また、楽天銀行や楽天カードを利用すると楽天ポイントが貯まるので、楽天経済圏を活用している方に人気です。2024年4月時点では口座開設数は1,000万口座を突破しており、幅広い層に支持されています。

楽天証券の口座を持っているのは投資未経験の方の割合も多く、初心者にも優しい証券会社だと言えるでしょう。

「NISA」だけでなく、「国内株式」「投資信託」「投信積立」「金・プラチナ」「外国株式」「債権」などさまざまな商品がそろっていることも魅力

楽天銀行の普通預金金利が最大5倍になったり、口座開設や各種取引などでポイントが貯まる「ポイントプログラム」があったり、さまざまなメリットがあります。

楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA)
楽天証券の魅力 | 楽天証券 | 楽天銀行

3 楽天証券のメリット 

スマホを確認している女性

楽天証券の概要についてわかりました。ここからは、楽天証券のメリットについて詳しく紹介していきます。

3-1 楽天ポイントが貯まる・使える

楽天証券のメリットとして、楽天ポイントで気軽にお試しで投資ができる「ポイント投資」という仕組みがあることが挙げられます。

「ポイント投資」とは、貯まっている楽天ポイントを使って、楽天証券で投資信託や国内株式(現物取引)、米国株式(円貨決済)、バイナリーオプションが購入できるサービスのこと。ポイントは1ポイント=1円から使えて、NISAやつみたてNISAでも利用可能です。具体的には下記のような投資ができます。

〇ポイントで投資信託を購入する

  • 楽天ポイントを、投資信託のスポット購入、積立注文に利用できる
  • NISAやつみたてNISA口座でも利用できる

〇ポイントで株投資をする

  • 楽天ポイントを、国内株式(現物取引)、米国株式(円貨決済)の購入代金と手数料に利用できる
  • NISA口座での取引や、PTS夜間取引にも対応

〇ポイントでバイナリーオプションを購入する

  • 楽天ポイントを、バイナリーオプションの購入代金に利用できる

なお、上記の投資をする際、楽天銀行の「ポイントアッププログラム」の「楽天ポイントコース」を選択していれば、楽天市場のお買い物で付与されるポイント数がアップする「SPU(スーパーポイントアップ)」の対象になります。

貯まったポイントは、楽天証券以外にも、楽天市場のお買い物などで利用できるので便利ですよ。

3-2 楽天市場のポイント還元率がアップ 

楽天証券は、楽天ポイントの「SPU(スーパーポイントアップ)」の対象です。「SPU」とは、対象サービスの条件を達成すると獲得できる楽天ポイントがアップされるサービスのこと。楽天市場でお買い物する場合、ポイント還元率が最大15.5倍にもなるのです。

楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定した上で、楽天証券の利用をすると、下記のとおり合計最大+1倍ポイントがアップします。

  • 当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)…+0.5倍
  • 当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)…+0.5倍

また、楽天口座の口座をまだ持っていない楽天会員であれば、口座開設と初期設定を完了させることで、もれなく100ポイントがもらえます。

楽天証券-SPUについて

3-3 国内株式取引手数料が無料!

「楽天証券」は、業界最低水準の手数料で取引できることも魅力です。楽天証券には4つの手数料のコースがあり、「ゼロコース」を選べば約定代金に関わらず、国内株式取引手数料が現物取引・信用取引ともに誰でも無料になります。

※取引手数料の1%がポイントバックされる
※RクロスとSOR利用が必須
※信用取引の売買手数料はかからないが、金利はかかるので注意
※オペレーターによる取引は手数料がかかる

ちなみに、手数料コースは他に下記のようなものがあります。

〇超割コース

  • 1回の取引金額で取引手数料が決まるコース。手数料の1%分がポイントバックされる。

〇超割コース大口優遇

  • 国内株式(現物・信用)を取引手数料無料で取引できる。外国株式、先物・オプション、金・プラチナ取引手数料の2%がポイント還元される。

〇いちにち定額コース

  • 現物取引と信用取引を合算した1日の合計取引金額で取引手数料が決まる仕組み。少額で何度も取引する場合におすすめ。取引手数料の1%がポイントバックされる。

3-4 取引ツールが充実

楽天証券のメリットとして、取引ツールが充実していることも挙げられます。

〇スマートフォン専用サイト・アプリ

スマートフォン専用サイトや公式アプリの「iSPEED 」(ios・Android)があるので、スマホ上で手軽に取引ができます。

アプリでは下記のようなメニューが利用可能です。

  • 「TODAY」メニューでオリジナルの投資情報画面を作成できる
  • 各種指数や為替レート、ニュース、ランキングなどの情報をいつでもどこでも確認できる
  • 最大2,000銘柄を「お気に入り」に登録でき、12種の銘柄情報をスワイプで確認できる
  • 15種類のテクニカルチャートを表示可能
  • 現物取引、信用取引の注文ができる
  • 「アルゴ注文」や「IFD注文」ができる
  • 「株アラート」機能により、リアルタイムで通知してくれる など

〇デモ取引

実際の取引環境でFXを無料で体験することができます。仮想資金を使って体験するのでリスクは一切なく、自分に合った投資のスタイルを見つけられるでしょう。

楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA)
自分にあった投資スタイルを探そう | 楽天証券
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SPU(スーパーポイントアッププログラム) |楽天証券のポイント投資でポイント最大+1倍
【楽天市場】SPUとは|SPU(スーパーポイントアッププログラム)
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4 楽天証券の注意点

楽天証券にはたくさんのメリットがあることがわかりました。しかし、注意すべき点もあります。具体的にどんなことに気をつけるべきなのでしょうか。

4-1 期間限定ポイントは利用不可

楽天証券では、貯まった楽天ポイントを利用して投資ができますが、期間限定ポイントや交換ポイントなどは利用できないので注意が必要です。

<ポイント投資に利用できない楽天ポイント>

  • 期間限定ポイント(SPUで獲得した楽天ポイント含む)
  • 他ポイントから交換した楽天ポイント

(自分で楽天証券ポイントから楽天ポイントへ手動で交換手続きをしたポイントも含む)

※楽天ポイントへのコース変更時に、その時点で保有している楽天証券ポイントから楽天ポイントへ自動的に交換したポイントは、ポイント投資に利用することができる

4-2 対面での相談ができない

「楽天証券」はネット証券であるため、対面での相談ができないので注意が必要です。特に投資初心者の場合、気軽に相談できる場があるかどうかというのは気になるポイントですよね。

なお、電話、有人チャットでの相談は可能です。電話は年末年始を除いた毎日9時~17時まで、有人チャットは平日9時~18時の間、チャット形式でオペレーターによるサポートが受けられる仕組みになっています。

混雑情報は公式サイトで確認できるので、利用する前にチェックしてみましょう。また、Eメールでの問い合わせも受け付けています。

そして「楽天証券」のお客様サポートは、サポートサービス業界のメンバーシップ団体「HDI-Japan」が実施している「問合せ窓口格付け」「Webサポート格付け」で2年連続3つ星を獲得しています。カスタマーサービスが高い評価を受けているので、対面での相談ができなくても安心して利用できるでしょう。

楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA)
お客様サポート | 楽天証券
楽天証券のお客様サポートが2年連続で、最高位評価「三つ星」を受賞しました。 | 特集 | 楽天証券

5 楽天証券とSBI証券の違い

「楽天証券」のメリットや注意点がわかりました。ネット銀行として大手の「楽天証券」ですが、もう1社よく聞くのが「SBI証券」。この2社にはどのような違いがあるのでしょうか。

5-1 取扱銘柄

楽天証券とSBI証券は、取り扱い銘柄に違いがあります。

〇投資信託:わずかにSBI証券の方が多い

(どちらもネット証券トップクラス、2024年4月時点の取扱商品ランキングでは、1位SBI証券、2位楽天証券となっている)

  • 楽天証券…約2,556
  • SBI証券…約2,576

〇海外株式:韓国株式、ロシア株式、ベトナム株式など、楽天証券が対応していないものをSBI証券が対応している

※2024年4月現在

5-2 手数料

楽天証券とSBI証券は、どちらも国内株式の取引手数料が無料となっています。それぞれの概要は下記のとおりです。

〇楽天銀行

  • 手数料プランの中の「ゼロコース」を選べば、国内株式の取引手数料が無料になる

(約定金額に関わらず手数料0円)

  • 楽天証券でNISA口座を開設すると、現物株式の売買、投資信託(ノーロード)の取引手数料、海外ETFの買付時手数料が無料(年間投資額100万円まで)

〇SBI証券

  • 交付書面を電子交付に変えるなどの条件を満たした場合、国内株式の手数料が無料になる

(約定金額に関わらず手数料0円)

  • SBI証券でNISA口座を開設するとNISA口座での国内株式取引と海外ETFの取引手数料が無料になる(現物株式、ETF、ETN、REITも含む、年間投資額120万円まで)

5-3 ポイント投資

楽天証券もSBI証券も、ポイント投資ができます。利用できるポイント等は下記のとおりです。

<楽天証券>

楽天証券でポイント投資をすると「SPU」の対象となり、楽天市場のポイント還元率のアップにもつながります。楽天の各種サービスをよく利用する方には楽天証券がおすすめです。

〇貯まるポイント

  • 楽天ポイント

〇使えるポイント

  • 楽天ポイント

<SBI証券>

SBI証券では、提携しているクレジットカード(三井住友カード)で投信積立の買付金額を決済すれば、Wでポイントが貯まる仕組みもあります。

〇貯まるポイント

  • Vポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント

〇使えるポイント

  • 国内株式…Vポイント・Pontaポイント
  • 投資信託…Vポイント、Vポイント、Pontaポイント

SBI証券
SBI証券のえらべるポイント!複数のポイントからえらべるのはSBI証券だけ!|SBI証券

まとめ

楽天証券は、楽天の各種サービスを日頃利用している方であればとてもお得になる仕組みがそろっていることが魅力です。貯まったポイントで投資をすることもできるので、賢くポイントを活用できるでしょう。

また、SPUの対象でもあるので、楽天市場でのお買い物の際のポイント還元率がアップするという仕組みもあります。

ネット証券なので対面での相談ができないといったデメリットはありますが、それをカバーできるカスタマーサポートが整っていることもポイントです。

投資は自己責任で行うものではありますが、新NISAが始まり証券会社選びに悩んでいる方は、この記事を参考に楽天証券を始めてみてくださいね。