ANAマイルの有効期限を徹底解説!失効しそうなマイルは延長できる?

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ポイ活好きさんにはなじみの深いANAマイル。すでに貯めているという人も多いのではないでしょうか。でも、ANAマイルの有効期限について詳しく知らない、気づいたら失効していた!なんてケースも。

この記事では、ANAマイルを貯めており有効期限について調べている人に向けて、ANAマイルの有効期限について徹底解説します。ANAマイルの使い道や失効しそうな時の対象法なども紹介するので、参考にしてくださいね!

この記事は下記のような人におすすめです!

・ANAマイルをお得に使いたい

・ANAマイルの有効期限を延長する方法や無期限で使う方法が知りたい

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1.  ANAマイルとは?ANAマイルの使い道

ANAマイルとは、全日本空輸グループが提供するマイレージサービスです。航空機を利用したり、ANAのネットショッピングを利用したりすることでマイルが貯まります。

ANAマイルの使い道は全部で3つ!「国内線・国際線の特別航空券と交換する」「座席をグレードアップする」「クーポンやポイントと交換する」があります。ここでは、それぞれの使い道について詳しく解説します。ANAマイルの使い道で迷っている人は、参考にしてください。

1-1 国内線・国際線の特別航空券と交換する

マイルは、ANA国内線・国際線の特別航空券と交換できます。国内線であれば、片道5,000マイルから特別航空券と交換できるため使いやすいのが特徴。また、「今週のトクたびマイル」なら、旅行先は限定されますが、片道3,000マイルからの利用も可能です。

少ないマイルから交換できるので、使いやすいのはうれしいポイント。国際線も片道12,000マイルから特別航空券と交換できちゃいます!

特別航空券と交換する際には、ANAウェブサイトもしくは電話で申し込みましょう。ログイン後、「ANA国内線(国際線)特典航空券の新規予約・申し込み」を選択して、交換したい航空券を選びます。

ANA「特典航空券」

1-2 座席をアップグレードする

ANAマイルは、国際線の座席をグレードアップさせるのにも使用できます!国際線の場合、長時間航空機に乗っていることになるので、できるだけゆったりと過ごしたいですよね。行き先やグレードアップする座席にもよりますが、9,000マイルから座席のグレードアップが可能です。

航空券番号が205の数字から始まる場合は、ANAウェブサイトから座席のグレードアップを申し込めますよ。ログイン後、「アップグレード予約・確認」を選択して、手続きを行いましょう。205以外の数字から始まる場合には、電話での申し込みとなります。

ANA「アップグレード特典」

1-3 クーポンやポイントと交換する

ANAマイルはクーポンや提携ポイントと交換することも可能です。例えば、ANAマイレージモールで利用できるクーポンやご宿泊クーポン、レンタカークーポンなどさまざまなクーポンと交換できます。ANAウェブサイトの「マイルを使う」から、交換したいクーポンを探して手続きをしましょう。

また、マイルを楽天ポイントやVポイント、nanacoポイントなどの提携ポイントに交換することも可能!10,000マイルからの交換ですが、ポイントをまとめて管理したい場合にもいいですね。

ANA「マイルを使う」

2. ANAマイルの有効期限について知りたい!

せっかくANAマイルを貯めていたのに、いつの間にか失効してしまった!なんて事態に陥った人もいるかもしれません。ANAマイルには有効期限があるので、貯めているマイルの有効期限には注意したいものです。

ここでは、ANAマイルの有効期限について詳しく紹介します。併せて、ANAマイルの確認方法についても解説するので、有効期限について情報収集している人は役立ててくださいね!

2-1 ANAマイルの有効期限

ANAマイルの有効期限は、利用した月から数えて36ヶ月、つまり3年となっています。例えば、2020年3月に積算されたANAマイルは2023年3月末日が期限です。2021年1月に積算されたANAマイルは2024年1月末日が期限となり、期限を過ぎれば失効してしまいます。

また、キャンペーンで貰える期間限定マイルなど、マイルの種類によっては、有効期限が異なるものもあるので、注意しましょう。また、「ダイヤモンドサービス」メンバーは、マイルが失効しません。

ANA「マイルの有効期限」

2-2 ANAマイルの確認方法

ANAマイルの残高を確認したい場合は、パソコン向けの「ANA SKY WEB」やスマホ向けの「ANA SKY MOBILE」などから確認しましょう。また、ANAのスマホアプリやiPadアプリでも確認できますよ!ログイン後に、「マイル口座残高照会」を選択して、マイル数をチェックしましょう。

また、「ANAメールマガジン(月1配信)」でも、個別のマイル残高が記載されているので、メールマガジンで確認するのも便利ですね。メールマガジンはANAマイレージクラブに入会する際に、自動で配信される設定となっているため、新しく登録する必要はありません。

その他にも、電話や郵送でマイル残高の確認が可能です。郵送を希望する場合には、会員ページから「添付物の設定・変更」を選択し、「ステートメント」の郵送を希望すればOK!書類で確認したい人でも安心ですね。

3. 失効しそうなANAマイルの期限を延長する方法

ANAマイルを貯めていてもなかなか使い道がない、というケースもあるでしょう。忙しくて旅行に行けない、あまり航空機を使わなくなったなど、特別航空券と交換や座席のグレードアップに使えず、マイルが貯まっていくばかり。

せっかく貯めたマイルを失効させてしまうのはもったいないですよね。そんな時に、ANAマイルの期限を延長できないかな、と考える人も多いでしょう。

ここでは、ANAマイルの期限を延長する方法があるのか、提携ポイントへの移行などについて徹底解説します!マイルが失効しそうで困っているという人は、ぜひ参考にしてください。

3-1 基本的に延長や引き延ばしはできない

結論から言うと、ANAマイルは基本的に有効期限の延長や引き延ばしはできません。ANAマイルを貯めていても使う機会がない、なんて人の場合、期限を延長できればとても便利ですよね。でも、残念ながらANAマイルは基本、有効期限の延長には対応していないので、失効しないように気を付けてくださいね。

有効期限を過ぎてしまったものは失効し、利用することができなくなります。ANAマイルを復元することもできないので、有効期限はこまめにチェックしておきましょう。

ANA「【マイレージ】マイルに有効期限はありますか。」

3-2 新型コロナウイルスの感染拡大により、現在は延長ができる

基本的には延長できないANAマイルですが、現在は新型コロナウイルス感染症の拡大によって、延長ができるようになっています。

2023年2月28日(火)までに有効期限を迎えるマイルを2023年3月31日(金)まで延長するとされていましたが、コロナウイルスの再拡大により2023年3月末までに有効期限を迎えるマイルは2024年3月31日(日)まで延長と、期間が延期されています。

有効期限の延長を適用してもらうには、参加登録をする必要があるので忘れずに登録しておきましょう。ANAウェブサイトにログインして、「参加登録をする」をクリックして手続きをします。すでに参加登録をしている場合は、再度登録する必要はありません。

ANA「新型コロナウイルスの感染拡大に伴うANAマイレージクラブからのお知らせ」

3-3 提携ポイントへ移行すれば期限を延ばすことは可能

裏ワザとしてANAマイルを提携ポイントに移行して、有効期限を延ばす方法もありますよ!ANAマイルを提携ポイントに交換し、その提携ポイントを再度ANAマイルに交換することで、有効期限が延ばせちゃうんです!

この方法を行う際には、ANAマイルと相互提携している「メトロポイント」を活用しましょう。ANAマイルをメトロポイントに交換することもできますし、メトロポイントをANAマイルに交換することも可能なので、簡単に有効期限が延ばせますよ!

メトロポイントをANAマイルに交換する際は新しいマイルとして扱われるため、再度3年の有効期限が設定されます。ただし、メトロポイントからANAマイルに交換する際、ソラチカ一般カード、ソラチカゴールドカードならマイルが1割減ります(1,000ポイント→900マイル)。また、Primeカード、ゴールドカード、一般カードの場合はマイルが4割減るため(1,000ポイント→600マイル)、その点だけ注意しましょう。

4. ANAマイルを無期限で貯める方法

ANAマイルを貯める際に、有効期限に悩まされたくない!という人も多いでしょう。ANAマイルを無期限で貯める方法はないのでしょうか?

実は、ANAマイルの期限を気にせずに貯められる方法があるんです!ANAマイルを無期限に貯める方法は全部で3つ。ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。ANAマイルの有効期限で悩んでいる人は要チェックですよ!

4-1 ANAダイナースカードを使う

ANAダイナースカードとは、クレジットカードの1種です。クレジットカードとして日常的に使えるだけでなく、ANA国内線・国際線や提携航空会社でのフライト利用でポイントが貯まりますよ。貯めたポイントは、ANAマイルに移行できるので、実質ANAマイルを貯めているといった感覚です。

ANAダイナースカードでは、ポイントの有効期限もANAマイルへの移行上限もなし!ポイントをじっくり貯めて、ANAマイルに一気に交換できますよ。期限を気にせずに貯められるので、国際線の特別航空券と交換できるまで貯めて海外旅行に!なんてことも可能です。

ANAダイナースカードは、100円の利用につき1ポイント付与されます。1ポイント=1マイルで移行可能で、移行手数料もありません。

三井住友信託銀行グループ「ANAダイナースカード」

4-2 ANAアメリカン・エキスプレス・カードを使う

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANA国内線・国際線や提携航空会社でのフライトはもちろんのこと、買い物や食事などさまざまなシーンでポイントが貯められるクレジットカードです。

利用100円につき1ポイント付与されますが、ANAグループでカードを利用すればなんと通常の1.5倍!効率よくポイントが貯められるのはうれしいですよね。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードでは、「ポイント移行コース」に登録することでポイントが無期限になり、ANAマイルに移行できるようになります。ポイントの期限を気にせずに大きく貯めて、ANAマイルに交換することで便利に利用できますよ。ただし、ポイント移行コースへの登録は、年間6,600円(税込)かかります。

アメリカン・エキスプレス「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」

4-3 「ダイヤモンドサービス」メンバーもしくはミリオンマイラーになる

「ダイヤモンドサービス」メンバー、またはミリオンマイラーになると、ANAマイルを無期限で貯められるようになります!

ダイヤモンドサービスとは、プレミアムメンバーサービスの中でも最上級のステージです。搭乗に応じて付与されるプレミアムポイントが年間100,000ポイント(内ANAグループ運航便利用50,000ポイント)に達すると、ダイヤモンドサービスメンバーになります。

ミリオンマイラーとは、フライトだけで集められる「ライフタイムマイル」が100万に達した時に与えられるステータスです。ANAマイレージクラブに入会してから、フライトを利用するたびに積算されます。

ダイヤモンドサービスメンバー、ミリオンマイラーどちらもANAマイルの期限が無期限になります。ただし、ダイヤモンドサービスメンバーでなくなった場合は、マイルの有効期限がメンバーでなくなった時点から36ヶ月となります。

ANA「「ダイヤモンドサービス」メンバーの特典」

ANA「ミリオンマイラープログラム」

5. 期限が切れそうなANAマイルはANA Skyコインに変えるのがおすすめ!

ANAマイルの期限が切れそうだけど使い道がない!と悩んでいる人もいるかもしれませんね。せっかく貯まったANAマイルを、そのまま失効させてしまってはもったいない!

ANAマイルが失効しそうという場合には、ANA Skyコインと交換するのがおすすめです。ここでは、「ANA Skyコインって何?」と「ANA Skyコインをどうやって使うのかわからない」という人に向けて、ANA Skyコインを徹底解説します!

5-1  ANA Skyコインとは?

ANA Skyコインとは、ANAが提供している電子クーポンのようなものです。ANAマイルはANA Skyコインに交換できます。1マイル=1コインに交換でき、9,999マイルまでは1コイン単位で交換可能です。10,000マイルを超える場合には、10,000マイル単位での交換になります。

ANAマイルからANA Skyコインへの交換レートは、ANAマイレージクラブ会員ステータスや所持しているANAカードの種類、交換するマイル数によって変動します。条件を満たしていれば交換率が1.2~1.7倍となるため、お得に交換できますよ!

ANA「ANA Skyコイン」

5-2  ANA Skyコインの有効期限

ANA Skyコインにも有効期限があります。ANA Skyコインの有効期限は、積算月から数えて12ヶ月後。つまり、2023年1月にANAマイルからANA Skyコインに交換した場合には、2024年1月末日が期限となります。

ただし、現在は新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、2024年2月29日(木)までに有効期限を迎えるANA Skyコインは、2024年3月31日(日)まで、有効期限が延長されています。ANAマイルと同様に、参加登録が必要なので登録しておきましょう。

ANA「比べてみよう!マイルとANASkyコイン」
ANA「新型コロナウイルスの感染拡大に伴うANAマイレージクラブからのお知らせ」

5-3  ANA Skyコインの使い道

ANA Skyコインは、ANAの航空券やツアー商品などの購入に使えます!ANA Skyコインは10コイン(10円相当)単位での利用が可能です。国内線・国際線を問わずに使えますし、空席がある限り予約が可能!制限がないので、航空券やツアーなどの予約が取りやすいのはうれしいポイントですよね。ANA Skyコインで購入した航空券でもフライトマイルが貯まりますよ!

また、燃油サーチャージの支払いにもANA Skyコインは使えます。ただし、特別航空券との併用はできないので、その点だけ注意してくださいね。

ANA「ANA Skyコイン」

まとめ 有効期限が切れそうなANAマイルは事前にしっかり対処しよう!

ANAマイルには有効期限があります。せっかく貯めたANAマイル、そのまま失効させてしまったらもったいないですよね。ANAマイルの有効期限が切れそうな場合には、この記事で紹介した方法を参考にして対処しましょう。ANAマイルを無期限で貯められるクレジットカードもあるので、マイラーならANAマイルを効率的に貯められるこのクレジットカードを使うのもおすすめ!ANAマイルをじっくり貯めて、お得に使っていきましょう!