売りたい人も買いたい人も便利に使えるフリマアプリ「メルカリ」。不要なものを売ったり、欲しいものを安く買えたりする便利なサービスですが、取引の際の手数料が気になるという人も多いのではないでしょうか？
この記事ではメルカリの取引で発生する手数料のうち、「振込手数料」について詳しくご紹介！手数料の種類や振込手数料を抑える方法、メルカリで便利に使えるメルペイについても解説します。
メルカリの振込申請にかかる手数料を抑える方法を知りたい！、メルカリをもっとお得に使いたい！という人はぜひ参考にしてみてくださいね！
この記事は下記のような人におすすめです！
・メルカリの振込手数料について詳しく知りたい
・メルカリの振込手数料を無料にしたい
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1. そもそも、メルカリの手数料には何がある？
メルカリで商品を売ったり買ったりする時に必要な手数料。どんな手数料がいくらかかっているのか正確に把握していますか？
メルカリで商品を取引する際に発生する主な手数料は「販売手数料」「振込手数料」「決済手数料」の3種類。まずは、それぞれの手数料について詳しく押さえていきましょう！
1-1 販売手数料
メルカリで商品を販売した際にかかる「販売手数料」。商品ごとに販売価格の10％が販売手数料として差し引かれ、出品者が負担することになります。つまり1,000円の商品を出品して販売すると、100円の販売手数料が差し引かれ900円が売上金として反映されるということです。
販売手数料は商品情報を入力する際に自動的に算出されるので、出品前に必ずチェックしておきましょう。基本的には販売価格の10％が振込手数料とされていますが、一部カテゴリー商品を出品する際に別途ライセンス料が必要になるケースもあります。
1-2 振込手数料
メルカリ出品者がメルカリの売上を現金化する場合、振込申請を行って指定口座に売上金の入金を依頼する、という手順となります。このときに発生するのが振込手数料。
振込手数料は1回200円。振込申請を行ったタイミングによって、メルカリが定めるスケジュールで翌日～6日後に指定口座へ売上金が入金されます。
このとき、振込先やスケジュールによっては入金までタイムラグが発生しますが、最短翌日に入金される「お急ぎ振込」を活用するという方法もあります。お急ぎ振込を申請した際の手数料は、通常手数料＋200円の計400円。すぐに入金されるのは有難いですが、通常の2倍の手数料は悩ましい所ですね。
1-3 決済手数料
手数料の中には買い手側が支払うものもあります。それが、購入代金の支払いにコンビニ決済やキャリア決済を選択した際にかかる「決済手数料」。決済手数料は1回の決済につき100円かかります。
ただしクレジットカード払いとメルペイ払いを選択した場合には、決済手数料が無料に。手数料をなるべく抑えたい方は、積極的にこの2つの支払い方法を選択したいですね。
また、お買い物の支払いを翌月まとめて後払いで決済できるメルペイスマート払い（あと払い）の場合、支払い方法によって手数料が変わってきます。「自動引落とし」、「残高で支払い」を選択した場合は無料ですが、「コンビニ/ATM」を選択した場合は200円～800円ほどの手数料が発生します。メルペイスマート払いを利用する場合は、なるべく「自動引落とし」か「残高で支払い」のどちらかを選択するとよいでしょう。
2. メルカリの振込手数料の金額はどれくらい？
メルカリで発生する販売手数料、振込手数料、決済手数料の3つの手数料についてざっくり押さえたところで、それでは本題！振込手数料について詳しく見て行きましょう。振込手数料は、通常の振込とお急ぎ振込のどちらを申請したかによって金額が異なってきます。また、通常の振込とお急ぎ振り込みのどちらを選択したかで実際に振込されるにまでの期間も異なりますので、スケジュールも含めて細かく把握しておきましょう。
2-1 通常の振込
売上が振り込まれるまで数日かかっても構わないという人は通常の振込申請を利用しましょう。通常の振込申請は振込手数料が200円。以前は売上が1万円を超える場合、振込手数料が無料となっていましたが、現在は売上に関わらず一律200円必要です。
振込申請はメルカリのアプリから簡単に申請を行うことが可能です。途中で振込先の口座番号を入力する部分がありますので、予め口座情報が確認できる通帳などを手元に用意しておくとよりスムーズに手続きが進みます。
1.メルカリアプリのメルペイから振込申請をタッチ
2.振込先の口座番号を入力
3.振込申請金額に振込手数料（200円）を含めた振込したい金額を入力
4.【お急ぎ振込を利用しない】を選択し【確認する】をタッチ
5.申請内容を確認して【振込申請をする】を選択して完了
振込スケジュールはゆうちょ銀行とゆうちょ以外の銀行で分かれます。
・ゆうちょ銀行の場合
8時59分までに申請を完了すると2営業日後、9時を過ぎると3営業日後が入金日です。土日は何時に申請を完了しても翌週の木曜日が入金日になる点に注意しましょう。ゆうちょ銀行では最短3日、最長6日での入金になり、最短になるのは月曜日と火曜日の8時59分までの申請です。最短の曜日だけでも覚えておくと良いでしょう。
・ゆうちょ銀行以外の場合
8時59分までに申請を完了すると翌営業日、9時を過ぎると2営業日後の入金になります。ゆうちょ銀行以外の場合も土日の申請時間は関係なく、一律火曜日の入金になります。最短日数で入金できるのは月～木曜日の8時59分までの申請なので、ゆうちょ銀行以外の金融機関を指定している人は覚えておきましょう。
申請したら早めに入金して欲しいという人は事前にゆうちょ銀行以外の金融機関を指定口座に設定しておくのが良さそうですね。公式サイトでは何曜日に申請したら、いつ入金されるのか細かく説明されています。入金日についてもっと詳しく知りたい方はメルカリのサイトでご確認ください。
2-2 お急ぎ振込
出来る限り早く売上を入金して欲しい時に便利な「お急ぎ振込」。通常の振込手数料にお急ぎ振込手数料200円をプラスした計400円の振込手数料で利用できます。
お急ぎ振込の場合、8時59分までに申請を完了すると翌営業日、9時を過ぎると2営業日後の入金が可能です。土日は申請時間に関わらず火曜日の入金になります。
ここで「ん？」と気付いた方もいるのではないでしょうか？そうです。お急ぎ振込は、ゆうちょ銀行以外の振込スケジュールとほぼ同じなのです。ゆうちょ銀行を利用している人には便利なサービスですが、ゆうちょ銀行以外の金融機関を指定口座にしている人にとってはほとんど利用することのないサービスと言えるでしょう。
お急ぎ振込の利用方法は通常振込と同じくアプリから簡単に申請可能です。通常の振込手続きと同様に口座番号の入力が必要なステップがありますので、予め口座情報を参照できる資料を手元に用意しておくと良いでしょう。
1.メルペイから振込申請をタッチ
2.振込先の口座番号を入力
3.振込申請金額に振込手数料（400円）を含めた振込したい金額を入力
4.【お急ぎ振込を利用する】を選択し【確認する】をタッチ
5.申請内容を確認して【振込申請をする】を選択して完了
3. フリマアプリ『ラクマ』の振込手数料の金額はどうなの？
メルカリの手数料について詳しく解説してきたところで「他のフリマアプリの手数料はどれくらいなんだろう？」と思う人も多いでしょう。
手数料はそれぞれのサービスにより異なりますが、メルカリと同じく人気のフリマアプリ「ラクマ」では1万円以上の振込手数料は無料（※振込先が楽天銀行の場合に限ります）。振込手数料の面だけ見るとラクマの方がお得に感じるでしょう。
しかし、登録会員数が多いメルカリでは様々な商品をお得に買い物できたり、自分が売りたい商品を多くの人に見てもらえたり、というメリットがあります。「メルカリの手数料も抑えることができればいいのに」と思わずにはいられませんね。
4. 振込申請の手数料を抑えたい＆無料にしたいときの方法
メルカリを少しでもお得に利用したいという人にとってネックになる振込手数料。実はメルカリでも、振込手数料を抑えることができたり、無料にすることができたりする方法が存在します。続いてはメルカリ出品者必見の振込手数料節約術を紹介していきます！
4-1 売上金がたまってからまとめて振込し現金化
最も簡単に振込手数料を節約するなら、売上金がある程度貯まりきってから振込申請をするのがおすすめです。少額の振込申請でも高額の振込申請でも、振込手数料の料金は同じ。となれば、こまめに売上金の振込申請を行うよりも、振込の回数自体を減らして振込手数料を節約するのが良いですよね。
4-1-1 メルカリの売上金の現金化には期限がある
ただ、メルカリには売上金の有効期限があり、売上が発生してから180日以内に現金化しないといけないという規定が1つのネックとなっています。そのため、メルカリの売上を振り込みたい場合は、申請期限内に申請を行う必要があります。こうした申請期限があるため、一度の取引が少額であったり、あまり多くの商品が売れないという人にとっては節約効果が薄くなってしまいます。
4-2 売上金をメルペイで使う
少額のメルカリの売上金をこまめに現金化したい人や、200円の振込手数料を節約したいという人におすすめなのがメルペイを使用する方法です。
メルカリが提供しているスマホ決済サービス「メルペイ」。メルカリと連動しているため、必要な設定さえ済ませれば、メルカリの売上金をそのまま電子マネーとして利用することができます。つまり振込手数料不要でメルカリの売上金を買い物などに使えるということ。
通常なら有効期限がある売上金も、メルペイ残高にしてしまえば有効期限を気にすることなく無期限に利用することが可能になります。売上金が失効する期限を気にすることなく、好きな時に残高を利用できるのは大きなメリットですね。メルペイはメルカリ内のお買い物だけでなく、メルペイに対応している街のお店での決済にも利用できるので、利用シーンが幅広いこともメリットの1つです。
メルカリを利用する人にとって便利でお得に使えるメルペイ。続いてはメルペイを活用したいという人に知ってほしいメルペイの使い方や活用方法を詳しく見ていきましょう。
5. メルペイとは？売上金をメルペイで使うには？
メルカリをお得に利用したい人にとってメルペイは欠かせないサービスと言えます。今後メルペイを活用したい人に向けて、メルペイの基本的な情報やメルペイを利用して売上金を使う方法を紹介しましょう。
5-1 メルペイの基礎知識
メルカリが提供しているスマホ決済サービス「メルペイ」。メルペイは独立した決済アプリではなく、メルカリアプリの中にスマホ決済機能として内蔵されています。
スマホ決済にも様々な決済方法がありますが、メルペイで利用できるのは「メルペイコード決済」と「iD決済」の2種類。メルカリ内の決済だけでなく、メルペイコードとiD決済に対応している街のお店や一部のネットショップでも利用可能です。
5-2 売上金でメルカリポイントを購入する方法
売上金をお買い物に使う方法は2つ。売上金をメルペイ内の買い物に利用できるメルカリポイントに交換して利用する方法と、メルペイ残高に移行してメルペイ対応のお店で利用する方法です。売上金はそのままだと使うことができません。
メルカリポイントは1ポイント＝1円として、メルカリ内での買い物やメルペイを使った買い物に利用できます。メルカリポイントは、メルペイ画面の【ポイント購入】から購入可能。一度購入したメルカリポイントは売上金に戻すことができないので注意しましょう。
メルカリポイントを利用する際は、購入画面で【ポイントの使用】を選択。利用したいポイント数を入力すれば、希望するメルカリポイントを支払いに充てることができます。
メルカリポイントの有効期限は購入から365日。メルペイで決済を行う際、メルペイ残高があってもメルカリポイントから優先的に消費されていくことも覚えておきましょう。
また、「アプリでかんたん本人確認」が完了している方は、メルカリポイントを購入できないため、下記のメルペイ残高に移行する方法を試してみてください。
5-3 本人確認をして売上金をメルペイ残高に移行する方法
売上金をメルペイで利用するには、メルペイ残高に売上金を移行する必要があります。移行方法はとっても簡単！
1.メルペイを開いて【売上金・ポイントをお店で使う】をタップ
2.暗証番号を設定する
たった2STEPで売上金をメルペイ残高に移行できます。ただし、この方法には「アプリでかんたん本人確認」もしくは支払い用銀行口座登録が必須です。「アプリでかんたん本人確認」は、スマートフォンでマイナンバーカードを読み取るか、本人確認書類と自分の顔を撮影するかの2つの方法で本人確認が可能です。書類を送付する手間がなく本人確認ができるので、非常に便利です。具体的な方法は下記の公式サイトを参考にしてみてください。口座登録なしではメルカリ売上金を現金化できません。事前にこれらの手続きをしておくことで、売上金は自動的にメルペイ残高にチャージされるようになりますよ。
売上金は180日、メルカリポイントは365日の有効期限がそれぞれに設定されている一方で、メルペイ残高には有効期限がありません。売上金やメルカリポイントを有効期限切れで失効してしまうかもしれないと不安な人は、メルペイ残高に移行しておくのが安心ですね。
6. メルカリ以外でも使える！メルペイの使い方
メルカリでの売上金をお得に利用できるメルペイについて紹介してきました。メルカリユーザーの方はメルペイを上手く活用することこそ、メルカリでの売上をお得に使うカギである事にお気付きでしょう。
メルペイはメルカリ以外の場所でも便利に利用できるというメリットもあります。最後にメルペイを使えるお店やメルペイの使い方についておさらいしておきましょう。
6-1 メルペイはどこで使える？
メルペイは以下のお店をはじめとする様々な街のお店やネットショップで利用できます。
・iD決済に対応しているお店
イオン、セブンイレブン、ダイコクドラッグ、TSUTAYA、ファミリーマート、マクドナルド、ラウンド1、LoFt、ローソンなど
・メルペイコード決済に対応しているお店
GEO、BIG ECHO、マツモトキヨシ、Right-on、ビッグカメラ、APAホテルなど
・メルペイ決済に対応しているネットショップ
AZUL、ANAP、INGNI、DMM.com、SHOPLIST、watashi+など
上記は一例ですが、ここで紹介したお店以外にもメルペイを使える街のお店やネットショップはたくさんあります。詳しく知りたい人は公式サイトから利用できるお店を調べてみて下さいね。
6-2 チャージ方法
メルカリの売上金以外でも現金をチャージすることでメルペイを利用することができます。メルペイの現金でのチャージ方法は【銀行口座からチャージ】と【セブン銀行ATMからチャージ】の2つ。それぞれのチャージ方法を紹介します。
・銀行口座からチャージする場合
メルカリアプリからチャージ画面を開いて銀行口座からのチャージを選択しましょう。チャージしたい金額を入力して確定するだけなのでスマホから簡単にチャージ可能。ただし、一度チャージするとキャンセルや返金はできないのでチャージ金額の誤入力には十分注意して下さいね。
・セブン銀行ATMからチャージする場合
まずはセブン銀行ATMでスマートフォンでの取引を選択、QRコードが表示されるので続いてスマホでの操作に移ります。スマホでメルカリアプリからチャージ画面を開いてセブン銀行ATMからのチャージを選択。QRコードの読み取り画面に移行するので、セブン銀行ATMに表示されているQRコードを読み取ります。
後は、スマホに表示される企業番号をセブン銀行ATMに入力して、チャージしたい金額を投入すればOK。チャージ完了後はアプリに入金通知が届くので、間違いなく入金されているか確認しておいて下さいね。
6-3 街のお店でメルペイを使う方法
続いては街のお店でメルペイ決済を利用する方法を紹介していきます。
・iD決済の場合
まずはお店がiD決済に対応しているか確認し、会計の際に「iD決済で支払いします」と伝えるとOK。あとは店員さんの指示に従って、専用の読み取り機器にスマホをかざして決済を行います。
・メルペイコード決済の場合
コード決済の場合は、自分のスマホでコードを読み取る場合と、自分のスマホのバーコードを読み取ってもらう場合があります。いずれの場合も、まずはお店がメルペイコード決済に対応しているか確認し、会計の際に「メルペイで支払いします」と伝えましょう。
自分でコードを読み取る場合には、メルカリアプリからメルペイの【コード決済】をタップし、お店のQRコードを読み取ります。自分のバーコードをお店に読み取ってもらう場合には、メルカリアプリからメルペイの【バーコード】をタップし表示させ、店員さんに読み取ってもらいましょう。
6-4 メルペイで貯まるポイントはある？
メルペイを使って手数料を節約したいポイ活好きさんなら、それだけじゃ物足りない…と思う方もいらっしゃるかもしれません。メルペイを活用してポイントを貯められたらもっとお得に使えるのにな、と考えた人も多いのではないでしょうか。
実は、メルペイでは決済やチャージ自体でポイントが貯まることはありません。しかし、キャンペーンや友達紹介などでメルカリポイントをプレゼントしてもらえるサービスが不定期で行われています。メルカリやメルペイをよく使う人は、キャンペーンや友達紹介などでメルカリポイントを貯めてみましょう。過去のキャンペーンの中には、50%還元という大型のキャンペーンも実施されていたこともあります。決済やチャージでポイントが貯まらない一方、こうした他では見られない規模のお得なキャンペーンが実施されることも魅力の1つです。キャンペーンの実施は不定期なので、定期的にアプリ内のお知らせや公式サイトの情報をチェックしてみてくださいね。
まとめ メルペイでメルカリの振込手数料を無料にしよう！
以上、メルカリにかかる手数料の種類や、振込手数料をメルペイで節約する方法について紹介してきました。特にメルペイは、振込申請のような手数料もかからず提携先のお店で無期限に使えるなど、多くのメリットがあるため特におすすめです。しっかり活用すれば振込手数料を無料にできるほか、不定期に実施されるキャンペーンを利用することでさらにお得なお買い物ができるメリットもあるので、ぜひ賢い使い方を試してみてくださいね！
売りたい人にも買いたい人にも便利なメルカリ。よりお得に活用するためにも、メルペイをうまく利用してみてはいかがでしょうか。
