いまや決済方法は現金だけでなく、クレジットカードやデビットカード、電子マネーやQRコード決済など、多様化してきていますよね。中でも、Kyashは今までなかった新しいサービスとして注目されています。なんといってもポイント還元率の高さやポイント二重取りが嬉しいポイント!
本記事ではKyashの種類やメリット、使い方などについて紹介します。ぜひ、ポイ活や節約にKyashを活用してみてください。
この記事は下記のような人におすすめです!
・Kyashのメリットが知りたい
・お得な支払方法でポイントを2重取りしたい
1.Kyashとは?
Kyash(キャッシュ)とは、株式会社Kyashが提供しているプリペイド式の決済サービスです。クレジットカードより安心で便利、高いポイント還元率が特徴です!楽しく消費しながらお小遣いを貯めたい人や、使いすぎを防ぎたい人から注目を集めています。
プリペイドカードとデジタルバンキング・スマホ決済アプリを連携させて使用するKyash。お店の支払い時に使うことはもちろん、ネットショッピングの決済や割り勘の送金でも利用できます!
2.Kyashカードの種類
Kyashカードには、次の3種類があります。
・Kyash Card(キャッシュカード)
・Kyash Card Lite(キャッシュカードライト)
・Kyash Card Virtual(キャッシュカードバーチャル)
ここでは、それぞれのカードの特徴について紹介します!
2-1 Kyash Card
2020年2月末に申し込みが開始された国内外のVisa加盟店で使える多機能なICカードです。お店で4桁のPINコードを入力すれば、サイン不要で手軽に決済ができます。もちろん、Visaのタッチ決済に対応している加盟店なら、タッチ決済も可能。スマホ決済のQUICPay+が使えるお店では、Kyash Card残高から支払うこともできます!
Kyash CardはKyashカードのなかで唯一、国内・海外・オンラインの全てで決済できるカードです。カラーバリエーションはとても豊かで、ピンク・シルバー・ネイビーの3色から選べます。お財布や普段のファッションに合わせて、好みのカラーを選んでみると良いかもしれません!決済の上限額も30万円/回・100万円/月と高めなので、高額のショッピングや海外旅行をするときに便利です。発行手数料は900円、年会費は無料では発行可能です。
2-2 Kyash Card Lite
発行手数料が300円(年会費無料)で本人確認が不要なKyash Card Lite。面倒な手続きをせず気軽に登録できますが、Kyash Cardと比べて機能や限度額などに制限があります。
Kyash Card Liteは国内・海外のオンライン決済と、Visa加盟の実店舗での支払いに使用できます!なお、ICチップが付いていないので、サインレス決済やVisaタッチ決済には対応していません。限度額は5万~10万円/回・12万円/月とKyash Cardより少ないため、使いすぎを防止したい人にとっては安心なこと間違いなし!
Kyash Card LiteもQUICPay+決済にも対応しています。カラーはライトブルーの1色のみの展開となっています。
2-3 Kyash Card Virtual
オンライン決済とQUICPay+決済に使えるバーチャルなカードです。オンライン決済では、クレジットカード同様にカード番号と有効期限などを入力します。
こちらも本人確認は不要で、メールアドレスと携帯電話番号を登録するだけで使えます。ただし、利用限度額は5千~3万円/回・2万~15万円/月と、リアルなカードより低めです!
Kyash Card Virtualの発行手数料・年会費は無料です。ちなみに、Kyash Card Virtualを発行後、Kyash CardやKyash Card Liteに切り替えることもできますよ!
3.メリットが多数!Kyashがおすすめな理由
Kyashにはさまざまなメリットがあります。
・ポイント還元がお得
・プリペイドで安心
・タッチ決済で支払いができる
・スマホで送金も可能
・不正利用への補償制度がある
本記事では、上記5点のメリットについて説明していきます。
3-1 ポイント還元がお得
Kyashは決済に使った金額に応じてポイントが0.2%~最大1%還元されます。KyashカードやKyash残高の種類によって、ポイント還元率とポイント還元上限金額が違いますよ!
Kyash残高は、KyashマネーとKyashバリューの2種類があり、入金方法が異なります。Kyashマネーは決済・送金・出金が可能で、銀行口座・セブン銀行ATM・コンビニ・ペイジー・他サービスの売上金やポイントなどが入金方法となっています。Kyashバリューは決済にのみ利用でき、入金方法はクレジット・デビットカード・還元されたKyashポイント・アカウント移行時の繰越残高です。
Kyash CardでKyashマネーを使って支払うと、ポイント還元率1%・月間のポイント還元上限は1200円相当と、最もお得!一方、Kyash CardでKyashバリューを使って支払うと、ポイント還元率0.2%・月間のポイント還元上限は100円相当になります。ただし、クレジットカードから入金する場合は、クレジットカードのポイント還元も得られるので、ポイントの二重取りが可能です!Kyashのポイント還元分がある分、クレジットカードだけで決済するよりもお得になります。
3-2 プリペイドで安心
Kyashはクレジットカードでなく、チャージした残額分のみを支払に充てる「プリペイドカード」です。あらかじめ、予算の範囲内でチャージするようにしておけば、クレジットカードのように「今月いくら使ったんだっけ…?」」と心配することもなくなります!利用明細もアプリで簡単に確認できるため、計画的に買い物ができます。
3-3 タッチ決済で支払いができる
Kyashはタッチ決済にも対応しています。タッチ決済では、カードをリーダーにかざすだけで支払う決済方法。スライド式や挿入式の決済方法よりもスピーディーで、衛生面でも安心です!
QUICPay+のタッチ決済については、Kyash Card・Kyash Card Lite・Cash Card Virtualの3種類すべてが利用可能です。ただし、Visaのタッチ決済に使えるのはKyash Cardのみとなっています。
3-4 スマホで送金も可能
飲み会などで大変なことのひとつ、お会計のときの集金。お金を数えるのが大変なのはもちろん、現金が足りなかったり、ぴったりなお釣りが出せなかったり…誰もが「面倒くさい!」と思ったことがあるでしょう。
KyashアプリからはKyashマネーを送金・受取できるので、割り勘の場合でもさっとお金が回収できます!Kyashアカウント同士であれば、手数料も無料。また、リアルタイムなのもメリットです!
ただし、Kyashバリューは送金に使えません。銀行口座などから残高をチャージする必要があるので要注意です。
3-5 不正利用への補償制度がある
Kyashには、不正利用された場合に補償してもらえる制度があります。
例えば、本人確認アカウントに関する情報が第三者に流れてしまったり、残高が勝手に使われてしまうなどが、不正利用に含まれます。このような被害にあった場合は、補償制度を利用するためには、まずは警察へ被害届を出し、10日以内に申請しなければなりません。また、本人確認もしくは銀行口座の登録が完了していること、過去1年以内に補償申請をしていないことも条件です。その他、補償対象外のケースもあるため、規約に目を通しておきましょう!
Kyash 不正補償制度について
4.Kyashを使うときの注意点
Kyashを使うときに注意したいことが、3つあります。
・上限額を確認してから使う
・還元対象外の取引に気を付ける
・使えないお店を事前に把握しておく
それぞれ、詳しく見ていきましょう!
4-1 上限額を確認してから使う
Kyash Cardの上限額は1回あたり30万円・1カ月あたり100万円です。Kyash Card Liteの場合は1回あたり5万円・1カ月あたり12万円。Kyash Card Virtualでは、本人認証が完了している場合は1回あたり3万円・1カ月あたり12万円、本人認証が完了していない場合は1回あたり5千円・1カ月あたり2万円です。
必要なときに使えない…なんてことがないように、事前に把握しておきましょう!
4-2 還元対象外の取引に気を付ける
Kyashには、還元対象外の取引があるので、次に紹介していきます。
・ポイント還元上限を超えた支払い
・交通機関での支払い(鉄道やバスなどの乗車券・定期券など)
・モバイルSuicaアプリを使った支払いやチャージ(Google Pay・Apple Payを経由する場合も含む)
・公共機関(郵便局や造幣局)での支払い
・公共料金・税金・寄付の支払い
・現金同等物の購入や現金同等物を販売するサイトでの支払い
カードを利用する際には、覚えておくと安心ですよ!
4-3 使えないお店や店舗を事前に把握しておく
Kyashは、Visaに加盟している実店舗やオンラインショップでの支払いにも使えます。ただし、以下の支払いには使えません!
・プリペイドカードや電子マネーの購入・チャージ
・継続して支払いが発生する契約などの料金
・自動更新される支払い・加盟店
・一部の月額料金
・ガソリンスタンドやレンタカー、有人ブースの高速道路通行料金
くわえて、以下の支払いができるのはKyash Cardのみです。
・ICチップ読み取りが必要な支払い
・4桁の暗証番号入力が必要な支払い
・一部のホテルおよびホテル内施設
・一部の航空会社や航空券の予約
・海外の実店舗
・3Dセキュアが必要な支払いや店舗
Kyash Card LiteとKyash Card Virtualでは支払えないので、ご注意を!
5.Kyashの申し込み方法
Kyashの申し込み方法にはバーチャルカードの登録とリアルカードの登録の2種類があります。
5-1 バーチャルカードの申し込み
まず、Apple StoreもしくはGoogle PlayからKyashアプリをダウンロードし、インストールと登録(アカウント初期設定)を行います。
Facebookアカウントを持っている人は「Facebookで始める」で始めることができます。Facebookアカウントを持っていない人は、「メールアドレスで始める」を選択し、メールアドレスや氏名など登録情報を入力します。スマートフォンのSMS認証をして登録完了です!
登録完了後、「バーチャルカード」を選び「カードを発行」をタップすることで、すぐにバーチャルカードが発行されます。
5-2 リアルカードの申し込み
バーチャルカードの申し込みと同じように、Kyashアプリのダウンロードとアカウント登録を行います。
その後、アプリのウォレット画面左上のカードマークから「Kyash Card発行申し込み」あるいは画面下部にある「Kyash Card Lite発行申し込み」をタップします。画面の案内に従って必要事項の入力とカード発行手数料分の入金を行い、「発行申し込み」を押せば申し込み手続きが完了します。
Kyash カード申し込み方法
6.Kyashの使い方
Kyashの申し込みが完了したら、早速使ってみましょう!ここでは、下記の方法についてご紹介します。
・クレジットカードの登録方法
・入金(チャージ)方法
・決済方法
6-1 クレジットカードの登録方法
Kyashアプリのウォレット画面の「入金方法」から「カードを登録」をタップし、クレジットカード情報を入力します。複数(最大5枚)のクレジットカードを登録したい場合は「カードリンク」をタップすると「カードを登録」が表示されます。
ただし、どのクレジットカードもKyashに登録できる訳ではありません!
・日本国内で発行されている
・有効期限内・有効(利用が停止されていない)
・本人名義
・VisaあるいはMASTER
これらの条件が揃っているクレジットカードを登録しましょう。本人名義以外のカード(家族名義など)は、名義人が了承する場合でも認められない規則となっていますよ。
Kyash カードの登録方法
6-2 入金(チャージ)方法
Kyashの入金では、好きなタイミングで好きな分だけチャージできます!チャージ先は、以下の通り。
・クレジットカード、デビットカード
・銀行口座
・ATM
・ネットバンキング
・コンビニ
Kyashに直接、対応している銀行は以下の13社(2021年2月現在)です!
MIZUHO/三井住友銀行/三菱UFJ銀行/ゆうちょ銀行/りそな銀行/イオン銀行/ジャパンネット銀行/住信SBIネット銀行/イオン銀行(2021年2月現在、一時停止中)/株式会社関西みらい銀行/熊本銀行/埼玉りそな銀行/十八親和銀行/福岡銀行
頻繁にKyashを使う予定の人は、自動チャージ機能を設定しておくのがおすすめ。毎月の指定した日に自動的にチャージされるので、随時入金する必要がありません!
6-3 決済方法
お店で決済する場合、1 回払いでクレジットカードと同じように使えます。Kyash Card Liteは原則としてサインが必要ですが、Kyash Cardは店舗によってサイン/4桁の暗証番号/Visaのタッチ決済のいずれかで決済できます。
オンラインで決済する場合はクレジットカード1回払いを選択し、画面の指示に従ってカード番号や有効期限、名義人氏名やセキュリティコードなどを入力しましょう!
7.Kyashはお得で便利なサービス!
簡単でお得にポイントが貯まるKyashは、アプリをダウンロードすればすぐに始められる便利な決済サービスです。Kyashでは、ポイントサイトで貯めたポイントやフリマアプリの売上をチャージすることもできるので、ぜひ使ってみてください!例えば、「遊べるポイントサイト warau」からは手数料無料・即時反映でKyashにポイント交換(チャージ)ができますよ。
少しでもお得で便利、安全な方法で支払いがしたい人も多いはず。Kyashのサービスを使いこなして、節約に役立ててくださいね!